夏期講習への想いが強くなってくる時期ですね。
親は子へ期待を寄せて
学生は何とかしようと思って
そういう形から夏期講習のコマ数を取ったり、コースを選ぶ方が多いですが
ちょっと待って欲しい!!
夏期講習の失敗あるあるを1つ紹介していきたいと思います
教育は投資
まず、教育は投資です
お金をかけた分だけ、増えていくものではありません。また、減っていく場合もあります。
お金をそれほどかけなくても、増えていくかもしれません。
これを世間ではこういう形になるのでしょう。
『うちの子は塾に通っていないけど、受験で受かった。』
『うちの子は塾に通っているけど、成績が伸びなかった。』
これって結果論です。
投資の考え方なので、通っていたから伸び悩んだのか、通っていなかったから伸びたのかは状況によって変わります。
大事なのは2点です
- その時の状況で判断をする。
- 判断をしたものをコロコロ変えずに長期的に見る。
投資の時に、下がってきたから買い替えよう。上がっている時は、様子を見よう。そういう考えが起こりやすいですが、これってわかる方はわかると思うのですが、凄く失敗しやすいです。
最終的には、下がって売って、下がって売ってとなって損をするタイプですね。
しっかりと原因を分析して、それに対してどういう状況でも正しい判断を考えることが大事です。
よく保護者の方であるのは、『なぜ成績が下がったのか原因がわからないのに退塾』です。これって、とりあえず株買おう、わからないけど上がってるから株買おうっていう運要素で投資してるだけです。
夏期講習は投資
前置きが長くなりましたが、本題です。
教育は投資。夏期講習も投資です。
コマ数やコースをたくさん取れば取るほど、成績が上がるわけではありません。
ここで理解をして欲しいのは
- 教育は投資
- 子どもにはキャパシティがある
この2つです。投資の話はわかったかと思いますが、キャパシティの話です。
ぶっちゃけて話をすると、能力の話です。
能力を超える量をおそらく夏期講習でするかと思います。
そうすると、どうなると思いますか?
正解は、漏れていくです。100の容量しか入らないコップに300の水を入れたらどうなりますか?
200漏れていきます。
この200漏れることが問題なのではなく、副作用として、200漏れることにより、『漏れることが癖になる勉強になります』。
これが『勉強の質の低下=定着の低下』につながっていきます。
では100の容量には入ったから良いでしょ?という方、そううまくはいきません。
100入ったとしても、その勉強を続けていると復習ができません。
復習ができないということは、忘れていくので、結果として漏れていきます。
また、勉強とは完璧が必要です。
聖徳太子の『太』を『大』にしたら、不正解になります。たかが、『、』だけです。
だから、漏らしていく勉強に慣れていくと、結果として定着もしないし、長期的に見ても良くならないし、学力的に高い子だけしか伸びていかない構図になります。
どうしたらいいか?
授業と演習の割合を常に考えましょう。授業:演習=1:2~3ぐらいでちょうど良いと思います。時間なのか量なのか。。。
1日の授業量、1週間の授業量
こういったものをまず考えて下さい。
そして、演習は3種類に分かれます。
- 自分で演習できるもの
- 自分では演習できないもの
- 人に教えてもらうと効率がいいもの
この時に、2番だけを塾で取るといいです。3番は、とりすぎの原因になるので、辞めたほうが無難です。
塾に引き上げてもらおうっていう意識をまず変えよう!!
自分が苦しくて頑張ってなんとか上がっていく意識が大事。ただ、難しい時には塾の先生が必要になってくる!!
さて、教育投資の話をしましたが、感情を止めることが出来ない方も多いと思います。そんな方は、ぜひオンラインコーチングを申し込んで下さい。

