オンラインコーチングブログの前編に続き、後編を書いていきたいと思います。
後編を見られていない方は、下記のリンクからぜひ見てください。
勉強方法の相談・受験相談・教育相談など色々な問題に対して、井ノ塾とING進学塾がタッグを組んでお答え致します。
コーチングを受けた方からのアンケートも踏まえて、今後の課題や対策について考えていきます。
前編では問題点、後編では対策点を考えていきます。
オンラインコーチングをしてみた感想
正直な感想としては、『思ったよりもハード』でした。
分析にかけた時間、土日にしばられた時間、コーチングの運営などなど、大変でした。
通常の生配信とは違い、分析などに重点をおく配信は、他塾の先生なども見られている中だと結構緊張しますね。
今後の展望
他塾の先生と協力したい
実はオンラインコーチングを申し込まれた方の中には、井ノ塾の夏期講習に参加頂いている方もいます。
オンラインコーチング中には、『これはヤバい!!半年ぐらいかかる』と思っていた子も、会って話をすると『夏にこれをしておけばなんとかなるかな』と思いました。
もちろん、その逆もありました。
こうなってくると、現場では簡単に解決できることが、オンラインではできにくいのかなと思うこともあり、結局オンラインコーチングの限界値みたいなものが見え始めてきました。
ただ、オンラインコーチング中にも感じたのは、他塾通塾されている方は特に『そこの塾の先生たちの考え方や指導方針などもあり、その考え方を否定しかねない』と感じていました。
他塾批判や教材批判になってしまった部分もあり、本当に申し訳ないなと思いました。
対策
マイページ
今後に関しては、各生徒にマイページを作成して、情報を細かく対策取れる形にしていけたらと思いました。
特にアップロード、質問、情報を整理した形に自動でできるようにしていきたいと考えています。
資料の内容
時々いらっしゃったのが、テストの点数だけで判断をしてくれという形です。これは、無理です。偏差値は模試によっても変わりますし、問題のレベルが低くて点数が取れていないのか、難しくて点数が取れていないのか意味が変わってきます。
そのため、資料の内容は『問題用紙・解答用紙』は必須にしたいと思います。
どこまで伝えるか
先程にもお伝えしたように、【講師がしたいこと】と【オンラインでできること】と【分析時間】のバランスが非常に大事だと感じました。特に、講師が目の前でこれは良い・あれは悪いというのは簡単ですが、コーチングが終わったあとにその内容を投げなくてはいけない。
このあたりに壁を感じた。。。。
それらをさらに深くまで指導をする形は、1回だけのオンラインコーチングではできない部分かなと思いました。これは、井ノ塾の指導形式が『塾で完結する形』だから余計思いました。
自宅でやっても学力が高い子でも漏れると考えているからこそ、オンラインコーチングの難しさをより一層感じました。だから、『だったら井ノ塾来てよ』と思っちゃうのは本末転倒だと思います。
資料整理
これは想定外の人数が申し込みをしていただいたことによる私のミスです。
当初は手動でも全然間に合うと思っていましたが、結構大変でした。
今後は、保護者の方にも書き込みやすい形、講師が把握しやすい形で資料整理が自動化される形を取りたいと思っています。
コーチングを受けてない方への対応
視聴されている方の勉強も含めてしているのがオンラインコーチングです。これはYou Tubeのコンテンツとして考えているため、その形でしていきたいと考えています。
例えば1対1の指導形式になると、これはオンラインコーチングではなく、オンライン指導になりますし、塾の形式になります。皆さんが勉強できる場が、You Tubeかなと思っています。
そのため、今後はできるだけ解答用紙を画面表示したいと思います。解答用紙を画面に出すためには、名前や学校名や塾名や模試名などを隠す必要があるため、難しいなーとも思っています。
講師に対して
講師2人体制は、スケジュールの調整から難しいなと思いました。今後はできる方がいれば参加していただく形で、レギュラーという形はやめようと思いました。
他塾同士なので、他塾のことを聞かれることも含めて、放送内だと混合されることもあり、問題が出ていたなとも感じました。
最後に
最近のYou Tubeの暴露系や批判系などもあり、自分自身知らずして言ったりやったりしてしまうことも出てきてしまうだろうなと感じています。
また、私が気にしていても、チャットコメントでそういった話が出てしまうこともあり、難しいなと思いました。
特に最近気にしているのは、『他塾の名前を出すコメント』です。
今後に関しては、そういったルールを作りたいと思います。
かと言って塾名を出していなくても、『◯◯勉強法はだめだよ』『◯対◯の指導は意味がない』を言ったりすると、それを状況や学力などを考慮せずに自分のことかのように受け取って、『じゃー◯◯塾だめなんじゃないか』という話にもつながっていくことあり、難しいなと思いました。
結局、話し手の問題、受け取り手の問題もあり、難しいなーと感じました。特に子どもたちを相手にすると、理解力の問題で誤解がかなり出ます。
オンラインコーチング次回は10月か11月を開始予定と考えていますが、するかしないかはわかりません。