勘違いしやすい部分だとは思いますが、『勉強していたら成績が伸びる』思考について話をしていきたいと思います。
勉強したら成績は上がっていくじゃないか
大前提として話をしたいのですが、こういった話をされる方って『してる』か『していない』で話をしていると思います。
学校のテストでいうと平均点以下の大多数が『していない』に入ります。
そのため、平均点以下の子どもたちが勉強を『する』と、成績は伸びていきます。
勉強すれば成績は上がっていきます。
勉強をしても成績は上がらない
それでは、『勉強したら成績は上がるじゃないか』という方の思考が正しいように感じるかもしれませんが、問題はここからです。
平均点以上のいわゆる勉強を『している』子たちの話です。
大前提として勉強は『している』子たちばかりなので、勉強を『する』ことに差が生まれません。
自分だけ勉強をしているかのように、または、自分だけ勉強をしたら成績があがるかのような勘違いが生まれるのは、周りの子の勉強量などが見えないからだと思います。
正しい成績の上げ方
まず、量や時間に対しては、必要なものと認識してください。
ただし、誤解が生まれることを承知でお伝えすると、最優先にするものではなく、そこには成績を上げるために必要なことが重要です。
例えば
A教材からテストが出るのに、B教材をたくさん勉強している生徒の成績は伸びると考えますか?
普通の方だと『伸びるかもしれないけど伸びにくい』となると思いますが、
量をすればいい、時間をすればいい、勉強さえすればいいと思っている方はそうは思わないでしょう。
ちなみにこれ
学校教材からテストは出るのに、一生懸命塾教材をしてる人と同じなんですが、、、
それではなぜ塾教材をしていたら伸びると思うのか、それはあなたが勉強をしていたら伸びると思っているからではないでしょうか?
また、学力が上がれば学校のテストなんて解けるでしょとお考えの方もいらっしゃいますが、それは最善ではないです。
親のよく言う『勉強しなさい』は意味をなさない
こうやって考えていくと、勉強をしていない成績以下の子には、勉強をしろと言うことは有効かもしれません。
しかし、勉強をしている子たちが集まるレベルにいる子に、『勉強をしなさい』と言っても意味はそこに生まれないでしょう。