【2024年度開始】名古屋市の小中学生への将来の職業等について考える授業『キャリアタイム』が始まる。

名古屋市の小中学校で「キャリアタイム」という将来の職業について考える授業が始まるそうです。

今回は「キャリアタイム」のどういった授業なのかメリット・デメリットについてなどを話していきたいと思います。
また井ノ塾らしく、勉強と将来性について考えていきましょう。

名古屋の学習塾の井ノ塾(昭和区・瑞穂区)
目次

愛知県教育委員会の考える「キャリア教育」の方向性

愛知県教育委員会のHPでは、キャリア教育の重要性が非常に書かれています。

なぜ、「キャリア教育」が大事なのか?

これは愛知県教育委員会のHPにも書かれています。

 近年、離職率の高さやフリーター志向の広まり、ニートと呼ばれる若者の存在が社会問題化しており若者の勤労観・職業観の未熟さや職業人としての基礎的資質・能力の低下などの問題が指摘されています。非正規労働者の増加や「大学全入時代」が到来する中、子供たちが将来に不安を感じ、学校での学習に自分の将来との関係で意義が見いだせずに、学習意欲が低下し、学習習慣が確立していない状況が見られます。

https://www.pref.aichi.jp/site/career/hajimeni.html

つまり、簡単に言うと

今の子どもたちのニートやフリーターが多くなってきている原因の1つは、学生時代に将来につながる考えや能力への育成不足がある。
将来への不安が学習意欲を低下させ、勉強をしなくなる悪循環になります。

これは非常に指導をしていてもわかります。

「目的があるから頑張るのか、頑張るから目標が出来るのか」これはどちらも重要です。何もしていない人ほど、口と手が出ます。体は動きません。

そもそも、能力育成に力を入れずに知識だけを育成すると、勉強がついていけない時や何か困った時に、自分だけでは動けなくなります。

この状態で、学年があがり社会人になることで、責任を取ったり、自分で考え動くことが必要になります。しかし、そういった教育を受けてきていない子はどうなるのか、私はそういった世代の人間として非常に子どもたちへの教育を変えなければいけないと考えています。

「なぜ勉強をしないのか?」

少し保護者の方の悩み相談をしましょう。Youtubeの生放送でもよく出る質問です。

「なぜ勉強をしないのか?」

これは保護者の方にはわかりにくいのですが、塾講師の立場としては色々な要素が考えられます。

  • 知識が漏れて、授業がわからない。演習もできない。
  • 能力が足りなくて授業がわからない。演習もできない。
  • 勉強をしていないために、勉強ができない。
  • 勉強する環境が整っていない。
  • そもそも、勉強自体が好きではない。

あえて説明は省きますが、「そもそも、勉強自体が好きではない」になっている子は、1~4の要素によってそういう状態になっている子が多いです。

最初から勉強が嫌いという子は、あまりいないように思います。

勉強しない子には、こういった教材がおすすめです。

勉強をする子は◯◯◯と◯◯◯がある。

勉強をする子は、好奇心と向上心のどちらか、もしくは両方がある子だと思っています。

今回愛知県の「キャリアタイム」の目的とは、好奇心と向上心を育てることによって、勉強をする子に育てたい目的だと思います。

将来の不安で勉強をしなくなる子はわかりますが、将来の目標が出来ても頑張っても頑張れない子は多くいると思っています。
そもそも、向上心を持っている子が少ない世代なので、好奇心を育てていく必要があります。

そのため、私立高校の探究型授業を推奨している理由や、愛知県教育委員会が「キャリアタイム」を勧める理由は、好奇心による学習習慣の改善と学校に通い集団生活の経験による意識や考えの成長を考えていると考えています。

「キャリアタイム」とは?

私が考える「キャリアタイム」の目的は、好奇心を育てることによるものと説明しました。

愛知県は、どうして今までのキャリア教育ではなく、キャリアタイムを導入するのか記載します。

 キャリア教育としては、これまでもそれぞれの学校で職場体験などを実施していますが、学校ごとの取り組みにばらつきが大きく、体系的な授業を日頃から実施する狙いがあります。

 キャリアタイムは総合学習や社会科などの授業時間の中に設ける想定で、市教委は企業や大学と連携して幅広いプログラムを整備するとしています。

 小中学校では、キャリア形成の視点からの組織的・系統的な教育が十分行われているとは言えない状況にあります。職場体験活動についても、一過性のものとなっている場合が多いようです。子供の勤労観・職業観等をはぐくむ上で重要な役割を果たしてきた家庭や地域の教育力の低下が指摘されており、地域では職業人と身近に接する機会が減少し、家庭では親の働く姿が子供によく見えていない状況にあります。

つまり、今までキャリア教育に割いている時間が少なく、子どもたちに伝わっていない。そのため、伝える時間を増やすことで、子どもたちへのキャリア教育の質を上げる狙いです。

高校の授業でも探究型授業が増えているので、将来の目標や目的を考える機会が増えていきそうです。

勉強とは贅沢品

最後に、キャリア教育と少し違いますが、勉強について話をします。

たまたまTwitterに流れてきたツイートがありました。

ネタとして考える方もいらっしゃるかもしれませんが、僕の知り合いにも何人かいました。もちろん、昔は「大学なんて。。。」という方もいますので、親が高卒なんてのは珍しくありません。

ここで考えて欲しいのですが、勉強は贅沢品であって、強制して”やってもらうもの”ではありません。しかし、教育は強制してでも親はするべきことです。

勉強=教育ではありません。

教育とは、子どもたちが自分自身で、動き考え、できなかったことをできるようになることです。

勉強ができなくても良いとは思うが、、、

私自身塾を経営している人間ですが、「勉強は出来なくてもいい」と思っています。もちろん、中学生までの内容は最低限勉強すべきです。

その中学までの勉強すら「しない」「できない」のであれば、教育をする必要があると思います。

勉強はできなくてもいいとは思いますが、小中学生の頃から、「自分がしたいことをして、したくないことをしない」。
こういった教育を受けてきた子たちが、愛知県教育委員会が問題だと考えている「若者の勤労観・職業観の未熟さや職業人としての基礎的資質・能力の低下」に対して、将来大人になり、責任を取ったり、自分で考え動くことが必要になって来た時に、それができるのでしょうか?

川原通校

愛知県名古屋市昭和区川原通2丁目3

付近の駅:川名駅覚王山駅八事駅八事日赤駅本山駅いりなか駅

駒方中川名中桜山中城山中、若水中、北山中、桜山中 / 広路小、川原小、伊勝小、滝川小、八事小、松栄小、春岡小、田代小、吹上小。千種区、昭和区、瑞穂区の生徒を中心に通学しています。

弥富通校

愛知県名古屋市瑞穂区彌富通3丁目9−1

付近の駅:瑞穂運動場東駅新瑞橋駅総合リハビリセンター駅

萩山中汐路、桜田中、新郊中、本城中、瑞穂ヶ丘中、津賀田中 / 桜小、春日野小、呼続小、弥富小、豊岡小、陽明小、中根小。瑞穂区、南区、天白区の生徒を中心に通学しています。

目次