塾の受験対策で受からない理由と過激なタイトルにしてみました。
賛否両論あると思いますが、全てを誰かに任せていてうまく導いてくれる塾なんてありません。
しかし、わがままやパニックになり無作為に対策取ることも問題です。そういった問題点について話していきます。
塾に通っていても受からない
当然のことですが、塾に入っているだけでは受かりません。
塾に入って成績を伸ばしたり受験で受かるためには、本人自身の頑張りが必要です。
勘違いしてほしくないのは「私は頑張っている」「我が子は頑張っている」です。他の生徒も同じくらい頑張っているので、頑張りだけでは結果が出ません。
ようは、頑張っている方向性や頑張りをつなげていかなくてはいけません。
それが、勉強法や受験に対しての戦略です。
多くの方の受験対策
しかし、この勉強法や受験に対しての戦略を塾で教えてもらっている人は少ないです。もちろん、学校も同じです。
どうすれば成績が上がるかではなく、なぜ成績が上がらないのか原因がわかっていない状態での提案や指示や授業や宿題が多すぎます。
どうすれば成績が上がるかなんて答えは出ていますからね。
集団塾の受験対策はどうなの?
集団塾のメリットは、子どもたちに合わせる形ではなく、受験や成績などの目標に標準を合わせた授業になります。
そのため、ついていけない子がいますが、それはその子たちの努力不足や能力不足が関係しています。塾が悪いわけではありません。
集団塾の受験対策
基本は偏差値に合わせて対策を取ります。そのための、教材レベルや量、進度を作るペースメーカーをしてくれます。
これが集団塾に通っているメリットです。
塾に通っていればその流れで対策をしてくれるからです。
集団塾の受験対策のデメリット
もちろんメリットもあればデメリットもあります。
それは、個々に合わせた対策を取ることができないことです。
当たり前ですが、集団という形式を取っているため、誰かが暇をするし、誰かが難しくついていけない状況にもなります。
それらを出にくくするのがコース分けであって、コース分けすらしていない塾は生徒数の問題や講師数の問題から出来ないのです。
以前に井ノ塾に居た生徒で、私立中学なのに集団塾に通っている子がいましたが、公立中に合わせた集団塾に私立中の進度は合いません。時間とお金がもったいないです。
集団塾に通っているのに失敗する人
教材レベルや量を提案しているのに、違う教材に手を出す方がいます。
こういった方は焦った結果パニックになっている方が多いと感じます。
分析をせずに、必要だと思う感覚に頼り、教材に手を出したり講座に手をだすのは愚策です。
個別指導塾の受験対策はどうなの?
個別指導塾のメリットは、子どもたちに合わせる形です。
量やペース、難易度まで合わせてくれますし、距離が近いのでわからない問題を教えてくれます。
そのため、内気な子が通ったり、成績に不安定な子が通いやすい塾だと言えるでしょう。
個別指導塾の受験対策
基本は子どもに合わせて対策を取ります。そのための、知識漏れを集団塾よりは起こしにくく、わからないことは聞きやすい環境です。
これが個別指導塾に通っているメリットです。
質問が出来ずにわからないものを放置する子が多い集団塾に比べると、個別指導塾は聞いてくれたり聞きやすい環境だと思います。
個別指導塾の受験対策のデメリット
もちろんメリットもあればデメリットもあります。
それは、個々に合わせた対策を取りすぎることです。
集団塾は目標に向かって対策を取るため、ついていけないかどうかで学力が分かれていきますが、個別指導塾は子どもに合わせるためついていくことはできるけどゴールに達しないことが起こります。
例えば、受験ペースです。受験に間に合わない形になることも個別指導塾は起こります。
また、定期テストもそうですが、基本は5教科の成績が重要ですが、個別指導塾は全教科指導を行わない方が多いです。
そのため、なにかの教科が伸びても、全体的には低いままにもなります。
さらに、問題点がバイトに丸投げする個別指導塾です。
アルバイトの子は、知識を持っていても受験対策をその子に合わせながら対策をする力はありません。
その結果、ペースの遅れや定着問題などが起こる場合があります。
個別指導塾に通っているのに失敗する人
個別指導塾は、自宅学習がかなり重要視されると思いますが、自宅学習が出来ない子が多いと思います。
学力が低い、塾で教えてもらう環境に慣れ自宅に帰ると教えてもらえないためできないなどです。
そのため、日数はある程度確保しなくてはいけませんし、自宅学習ができないのであれば塾の自習室に行く形にした方が良いと思います。
結局どうしたら良いの?
結局どうしたら良いの?ってことですが、自分で判断する知識を持たないといけません。
集団塾のように宿題がたくさん出る形であれば、それが自分に必要か不必要か判断すべきです。
個別指導塾のように、自分に合わせすぎているのであれば、もっと必要ではないかなど判断すべきです。
これらが判断できないのであれば、良い塾を探すか、良い先生を探すか、その塾の先生を信じてみるかのどれかだと思います。
また、失敗例にもあげましたが、素人考えで教材を増やしたりするのは非常に愚策です。
ものは増やすのではなく、今あるもので何をするかを考えることが大事です。