塾ではできたのに、テストで点が取れないのはなぜ?

保護者のための勉強・塾選び

塾ではできたのに、
テストで点が取れないのはなぜ?

「分かった」と「自力で解ける」の違いを確認し、
成績につながる勉強と、自分で学ぶ力を育てます。

「塾ではできていたんですが、テストでは点が取れませんでした」。塾の面談で、このような説明を受けたことはありませんか?

勉強していたのに結果が出ないと、「本番で緊張したのかな」「ケアレスミスが多かったのかな」と考えがちです。しかし、塾でできたときの条件と、テストで求められる条件が違っていた可能性もあります。

名古屋の学習塾・井ノ塾では、正解したかどうかだけでなく、どのように解いたのか、時間を置いても解けるのか、制限時間に間に合うのかまで確認することを大切にしています。この記事では、点が取れない原因と、勉強・指導の見直し方を解説します。

愛知県の高校受験に強い学習塾|井ノ塾(名古屋市 昭和区・瑞穂区)

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塾ではできたのに、テストで点が取れない主な原因

まず確認したいのは、「塾ではできた」が、何を意味しているのかです。一度正解したことと、本番で安定して得点できることは分けて考える必要があります。

① 以前は覚えていたが、テストまでに忘れている

1か月前に解けた問題と、テスト前日に自力で解けた問題では、確認できていることが違います。以前できていても、その後に復習していなければ、知識が抜けている可能性があります。

「いつできたのか」「その後、いつ確認したのか」まで振り返りましょう。

② 答えや説明を見た直後に解いている

先生に説明してもらった直後や、答えを見た直後なら、問題を解けることがあります。しかし、その正解だけでは、後日一人で解けるかどうかは分かりません。

何も見ず、ヒントをもらわずに解けるかを確認する必要があります。

③ 正解できても、時間がかかりすぎる

例えば、テストでは3分程度で解きたい問題に、普段は10分かかっているとします。正解までたどり着けても、本番ではほかの問題に使う時間が足りなくなるかもしれません。

理解を深める練習と、制限時間内に解く練習には、それぞれ目的があります。本番で得点するためには、解く速さや時間配分も確認しましょう。

④ 一度解けただけで、安定していない

直前に詰め込んで一度解けても、翌日も同じように解けるとは限りません。「できたり、できなかったりする」状態なら、まだ復習や演習が必要です。

ワークを終えるだけでなく、時間を置いても正確に解けるところまで仕上げることを目指します。

⑤ 単元別なら解けるが、問題が混ざると解けない

英語で、be動詞の問題だけなら解けるのに、一般動詞と混ざると間違えることがあります。単元名が解き方のヒントになり、問題文から自分で判断する練習が不足している可能性があります。

「この問題では、なぜこの形を使うのか」「なぜ自分の答えではいけないのか」まで確認し、複数の単元が混ざった問題でも使い分けられるようにします。

⑥ 塾側の説明と、実際の理解度が一致していない

指導担当の講師と、面談をする教室責任者との情報共有が十分でなければ、本人の状態が正確に伝わっていないこともあります。

面談では、「どの問題を、いつ、どのような条件で解けていたのでしょうか」と具体的に確認すると、原因を整理しやすくなります。

ケアレスミスで終わらせない

知識が抜けていたのか、解き方を判断できなかったのか、時間が足りなかったのか。原因によって、次に必要な対策は変わります。

勉強前と勉強後では、確認する目的が違う

定着を確認するタイミングには、「勉強前」と「勉強後」があります。どちらも大切ですが、確かめたいことが違います。

勉強前の確認時間を置いても解ける?

以前学んだ内容を、復習や説明に入る前に確認します。知識が残っているか、自力で使えるかを確かめます。

勉強後の確認今日、自力で解けるようになった?

解説を読んだり教わったりした後に、何も見ずに解き直します。分かったつもりで終わっていないかを確かめます。

勉強後に解けても、翌日以降には忘れることがあります。そのため、その場での解き直しと、時間を置いた復習の両方が必要です。

答えを赤字で写すだけでは、解けるようになったか分からない

間違えた問題の答えを赤字で書いて、丸付けを終える。それだけでは、なぜ間違えたのか、次は自力で解けるのかが確認できません。

解答や解説を見ること自体が悪いわけではありません。大切なのは、その後の取り組み方です。

まず、自力で解く

答えを見ずに取り組み、どこまでできるか確認します。

分からない原因を確かめる

解説・参考書・辞書などを使い、必要に応じて質問しながら理解します。

何も見ずに、もう一度解く

答えを閉じて解き直し、自力で再現できるか確認します。

翌日以降にも確認する

時間を置いて解き、忘れている部分や不安定な部分を復習します。

特に高校では、内容が難しくなり、学習量も増えます。中学生のうちから、このような確認と復習を習慣にしておくことが大切です。

指導の仕方を少し変えるだけで、育つ力は変わる

同じ問題に取り組ませても、どのような指示を出すかによって、子どもが意識することは変わります。

時間を測る練習と、考え抜く練習を使い分ける

時間を測って解く練習では、速さや時間配分、急いだときのミスを確認できます。一方、時間をかけて考え抜く練習では、正確さや試行錯誤する力、粘り強さを育てることを目指せます。

どちらか一方だけが正しいのではありません。その子の課題と、今の練習で育てたい力に合わせて使い分けることが大切です。

教えることと、自分で調べさせることを使い分ける

分からない問題をすぐに説明すれば、その場の理解を助けられます。自分で調べる時間を設ければ、必要な情報を探し、使う練習になります。

ただし、「自分で調べなさい」と言うだけで、できるようになるとは限りません。辞書の引き方、参考書の目次や索引の使い方など、調べる方法から教える必要があります。

小学生のうちから、すぐに諦めずに考える経験や、少しずつ継続する経験を積ませたいと考えています。

「どこが分からないのか」を考える力も育てる

質問をするときに「全部分からない」で終わってしまうと、何をどう直せばよいのかが見えにくくなります。

  • 問題文の意味が分からないのか。
  • 必要な知識や公式を覚えていないのか。
  • どの解き方を使うか判断できないのか。
  • 途中の計算や、解説の一部分で止まったのか。

このように分けて考えると、質問も復習も具体的になります。最初からうまく説明できる必要はありません。「ここまでは分かる?」「どこで止まった?」と講師が一緒に整理することで、自己分析の練習になります。

良い指導は、目の前の問題を説明して終わるものではありません。何が足りないのかを見つけ、次の問題を自力で解けるようにすることが大切だと考えています。

家庭では、答えだけでなく「解決する方法」も伝える

子どもに聞かれたとき、すぐに答えを伝える場面もあるでしょう。それに加えて、「どこで調べられそう?」「一緒に辞書を見てみよう」と声をかけることで、解決する方法を学ぶ機会も作れます。

「分からなければ、いつも誰かが教えてくれる」という状態だけでは、大人がいない場面で勉強が止まってしまうことがあります。自分で調べ、考え、それでも解決しなければ質問する経験を少しずつ積ませましょう。

また、大人がすべて決めてきた子に、進学後、突然「自分でやりなさい」と伝えても難しい場合があります。支援しながら、取り組む順番や復習の必要性を本人にも考えさせ、少しずつ自分で判断できる範囲を広げていくことが大切です。

今日の勉強と、将来の勉強をつなげる

目の前の課題を終わらせることに加えて、先生や保護者がそばにいないときにも、自分で勉強を進められる方法を身につけていきます。

受験対策は、出題傾向と不足している力に合わせる

受験までの時間が限られているときは、出題傾向を確認し、優先して取り組む内容を決める必要があります。ただし、出そうな問題を選ぶだけでは十分ではありません。

その問題を解くために必要なのが、知識なのか、資料を読み取る力なのか、解法を判断する力なのか、速さなのかによって、練習方法が変わるからです。

社会:答えだけでなく、周辺の知識も確認する

間違えた問題を参考書で調べたら、その項目の前後も確認します。問題で知識の抜けが見つかったなら、関連する内容も曖昧になっている可能性があるためです。

また、文章・図・表・グラフを読み取る問題には、その形式に慣れる練習も必要です。一問一答で知識を覚える勉強と、資料から判断する勉強を分けて考えましょう。

数学:苦手な分野や問題の傾向を絞って練習する

幅広い総合問題に取り組んでも、毎回できないままになっているなら、分野や問題の傾向を絞る方法もあります。必要な知識や考え方を確認し、類題を繰り返して、解法を判断できるようにします。

その後、問題が混ざっても解けるか、必要な時間内に解けるかを確認します。教材を進めた量だけでなく、実際に得点できる状態になったかを見ていくことが大切です。

塾の面談で確認したいこと

「塾ではできていました」という説明を受けたら、次のように具体的な状況を確認してみてください。

  • いつ、どの問題ができていたのでしょうか。
  • 解説やヒントなしで、自力で解けていたのでしょうか。
  • 時間を置いた確認でも、解けていたのでしょうか。
  • 解くのに、どのくらい時間がかかっていたのでしょうか。
  • 今回の答案から、どのような原因が見つかったのでしょうか。
  • 次回に向けて、勉強や確認の方法をどう変えるのでしょうか。

「もっと勉強しましょう」で終わらず、原因と対策が具体的になっているかが、次の取り組みを考える手がかりになります。

井ノ塾が大切にしているのは、自力で解ける状態まで確認すること

井ノ塾では、問題を教えたことや、ワークを終えたことだけで指導を完了したとは考えません。自力で解けるか、時間を置いても解けるか、本番の時間内に間に合うかを確認し、必要に応じて取り組み方を見直します。

そして、目の前の得点とともに、調べる力、考える力、間違いを分析する力、復習する習慣を育てていきます。

「できた」の条件を確かめる

自力で解ける。時間を置いても解ける。必要な時間内に解ける。この条件を確認することが、勉強をテストの得点につなげる第一歩です。

昭和区・瑞穂区の少人数学習塾|井ノ塾 川原通校・弥富通校のご案内

井ノ塾は、塾長が23歳で立ち上げた2009年11月の創業以来、15年以上にわたり愛知県公立高校入試を専門に分析し続けてきました。 その圧倒的なデータ量を求め、現在は瑞穂区・昭和区のみならず、豊橋市、愛西市、岡崎市、豊田市、一宮市といった遠方からも多くの受験生が集まっています。

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愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区で公立高校合格を目指すなら、井ノ塾にご相談ください。定員制・自立学習型で、個別にボーダーラインを分析し、必要な内申点・当日点対策を行います。

  • 川原通校(昭和区):駒方中・川名中・城山中近く
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川原通校 | 昭和区

川原通校は、名古屋市昭和区の静かな住宅街に位置する校舎です。駒方中・川名中をはじめとした千種区、昭和区、瑞穂区の生徒を中心に通う、落ち着いた学習環境が特長です。

愛知県名古屋市昭和区川原通2丁目3

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弥富通校は、名古屋市瑞穂区の学力が高い学区に位置する校舎です。萩山中・汐路中をはじめとした地域の中学生が通い、少人数制指導にこだわった学習環境が特長です。

愛知県名古屋市瑞穂区彌富通3丁目9−1

付近の駅:瑞穂運動場東駅、新瑞橋駅、総合リハビリセンター駅

名古屋市瑞穂区の学習塾 井ノ塾 弥富通校の外観写真

通っている主な中学校:
萩山中、汐路中、桜田中、新郊中、本城中、瑞穂ヶ丘中、津賀田中の生徒を中心に通学しています。

通っている主な小学校:
桜小、春日野小、呼続小、弥富小、豊岡小、陽明小、中根小。瑞穂区、南区、天白区の生徒を中心に通学しています。

🖊この記事を書いた人

井ノ塾 塾長:いの

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🖊この記事を書いた人

愛知県名古屋市を拠点に、小学生・中学生・高校生を対象とした少人数制の自立型学習塾「井ノ塾」を運営。
指導歴20年以上・年間指導生徒数100名以上。
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