内申点を上げる方法|愛知県の中学生向け定期テスト・実技教科対策

愛知県の高校受験・内申点対策

内申点を上げる方法
定期テスト・実技教科・観点別評価を整理

「テストの点は悪くないのに評定が上がらない」「3を4にするには何を変えればいい?」という中学生・保護者に向けて、実践すべきことを整理します。

愛知県の公立高校入試では、中学3年生の9教科の評定が重要です。ただし、内申点は定期テストの点数だけで決まるものではありません。大切なのは、観点別評価を確認し、どの教科のどの部分を改善できるかを考えることです。

また、中学3年生の1学期の結果が良くなかったとしても、2学期で挽回できる可能性があります。内申点が確定するまで、諦めずに改善を目指しましょう。

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1.内申点は定期テストだけで決まらない

中学校では各教科の学習状況を、基本的に次の3つの観点から評価します。観点ごとの評価を踏まえ、各教科の5段階評定が決まります。

観点評価される学習の例
知識・技能知識の理解、技能の習得、テストや実技課題など
思考・判断・表現資料の読み取り、説明・記述、課題解決、発表など
主体的に学習に取り組む態度学習を振り返り、粘り強く取り組み、学習方法を調整しようとする姿など

※具体的な評価資料や配点・評定への反映方法は、教科・学校などによって異なります。定期テストも知識・技能だけでなく、思考・判断・表現などを評価する場合があります。

テストで高得点なのに評定が上がらないとき

テストの合計点だけを見るのではなく、通知表の観点別評価、問題の種類ごとの得点、授業での課題や振り返りを確認しましょう。「先生へのアピール」や「提出した回数」そのものより、学習の目標に沿った成果と改善の過程を大切にすることが重要です。

2.内申点を上げるために何をする?

① 定期テストは「次に失点を減らせる部分」を見つける

まず前回のテストを確認し、知識不足、理解不足、演習不足、ケアレスミスのどれが主な原因かを分けましょう。学校のワークは提出するためだけに終わらせず、解き直しを通して自力で解ける状態を目指します。

テスト勉強と提出物対策の詳しい手順は、下記の定期テストの記事にまとめています。

② 実技4教科も対策する

音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、9教科45点満点のうち最大20点を占めます。5教科と同様に、評定が1つ上がれば合計内申点は1点上がります。実技・作品・考察・筆記テストなど、評価される内容を確認して取り組みましょう。

③ 評定が低い教科から、機械的に狙わない

「2だからすぐ3にできる」「4から5は難しい」と決めつけることはできません。前回のテスト点数と観点別評価を確認し、次に改善できそうな教科を選びます。例えば、知識・技能は十分でも思考・判断・表現に課題がある教科なら、記述・説明の練習が効果的なことがあります。

④ 学校の先生が示した評価の基準を確認する

定期テスト、小テスト、レポート、実技や作品、振り返りなどのうち、各教科で何が評価対象になっているのかを確認してください。わからなければ、どの学習目標を達成できていないのか、改善点を具体的に質問しましょう。

3.中3の内申点は1学期と2学期をどう考える?

愛知県の公立高校一般選抜で用いられる調査書の評定は、中学3年生の学習状況を基に作成されます。3学期制の学校では、入試前に作成する評定に1学期・2学期の学習状況が関わります。

1学期が悪くても、2学期で挽回できる

1学期の成績が思うようにいかなかった生徒も、2学期のテスト・課題・授業での学習成果を改善することで、評定が上がる可能性があります。反対に2学期の結果が悪かった場合でも、1学期の評価が無関係になるわけではありません。

ただし、「1学期と2学期の通知表の数字を単純平均する」という一律の計算ではありません。具体的な評定の決め方は学校の評価基準を確認してください。

中3の2学期の評定は、公立高校入試だけでなく、私立高校の出願・合否判断などにも関わる重要な資料です。私立高校では入試方式や学校によって扱いが異なるため、志望校の募集要項などを確認しましょう。

中1・中2の評定は、愛知県公立高校の一般選抜で用いる9教科の評定得点に直接合算されません。ただし、早い段階で身につけた勉強方法が中3の評価につながります。

4.愛知県公立高校入試で内申点1点はどれだけ重要?

愛知県の一般選抜では、9教科45点満点の内申点を2倍した「評定得点」(90点満点)を使います。さらに高校ごとの校内順位決定方式Ⅰ〜Ⅴ型により、評定得点と当日点の組み合わせ方が異なります。

方式素内申1点の増加による計算上の加点当日点への換算相当
Ⅰ型2点2点
Ⅱ型3点3点
Ⅲ型2点約1.33点
Ⅳ型4点4点
Ⅴ型2点1点

※当日点への換算相当とは、その方式の計算式で同じ増加になる学力検査の得点です。例えばⅤ型では当日点を2倍するため、素内申1点分の加点は当日点1点分に相当します。校内順位は算出値などを基礎資料として総合的に決定されます。

つまり、内申1点の重みは一律ではありません。志望校の方式を確認して、内申点と当日点の両方から受験戦略を考えましょう。

出典:愛知県教育委員会「愛知県公立高等学校入学者選抜」(令和9年度の選抜資料を参照)

5.内申点を確認したら、志望校の情報も比較しよう

内申点を上げる対策と同時に、今の内申点でどの高校を目指せるか、志望校では当日点がどれくらい必要かを確認することも大切です。高校ごとに入試方式や参考となる目安が異なるため、公立・私立の情報を分けて調べましょう。

※掲載数値は志望校検討のための目安です。募集要項や選抜方法は各校の最新発表も確認してください。

6.今から取り組む3つの手順

  1. 通知表の観点別評価を確認する。 どの教科のどの観点に改善の余地があるかを整理します。
  2. 前回のテストと提出課題を見直す。 次回の得点や評価につながりそうな具体的な改善策を決めます。
  3. 残りの期間で実行できる計画を作る。 定期テストと受験対策で重なる単元があれば、両方を意識して学習を進めます。

よくある質問

Q.定期テストで90点を取れば評定5になりますか?

必ず5になるわけではありません。テスト以外の資料や複数の観点を踏まえて評定が決まります。学校・教科の評価基準を確認しましょう。

Q.内申点が低い教科から優先すればよいですか?

低い順に決めるのではなく、今の学習状況と次に改善できる可能性を見て決めることをおすすめします。

Q.1学期の内申点が悪かったらもう無理ですか?

いいえ。2学期の学習成果で評価が改善する可能性があります。残るテスト・課題・授業で何を変えるかが大切です。

Q.内申点が足りない場合、当日点で挽回できますか?

高校の校内順位決定方式や志望校の状況によります。当日点を重視するⅤ型などもありますが、合格が保証されるものではありません。公立高校一覧で志望校の選抜方式や合格ボーダーの目安を確認してください。

まとめ|内申点は「何を改善すべきか」が重要

テストの点数だけで判断せず、観点別評価と学習内容を確認することが第一歩です。中3の1学期が悪くても、2学期でできることは残っています。内申点と当日点の双方を見ながら、今から改善できる部分に取り組みましょう。

より具体的な進め方は、定期テスト対策と実技4教科対策をご覧ください。

志望校選びまで進めたい方は、愛知県公立高校一覧、愛知県私立高校一覧から各高校の詳しい情報を確認できます。

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🖊この記事を書いた人

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愛知県名古屋市を拠点に、小学生・中学生・高校生を対象とした少人数制の自立型学習塾「井ノ塾」を運営。
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