駿台予備校が大学合格実績を出さない判断!!難関校だけではない生徒にも寄り添う塾を目指すことを尊重!駿台予備校の「合格実績非公開」に思うこと、そして井ノ塾の教育

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駿台予備校から考える合格実績

先日、駿台予備校が合格実績の公表をやめるという判断を下しました。大手予備校がこの決断をしたことは、塾業界全体に一石を投じるものだと感じています。多くの保護者が塾選びの決め手として合格実績を重視しているからこそ、この判断には大きな意味があると思うのです。

目次

駿台予備校が合格実績の公表をやめた理由とは?塾業界に与える影響

駿台予備校は、合格校の大学名は出すものの、「何名合格」という具体的な人数の公表をやめると発表しました 。これは、塾業界に根強く存在する「実績競争」に一石を投じる決断です。駿台予備校は「愛情教育」を掲げ、生徒に寄り添うことを目指しているといいます 。単なる結果よりも、生徒一人ひとりの成長の過程を大切にする姿勢こそが、これからの塾選びの新しい基準になりうると考えています 。

塾の合格実績は本当に信用できる?水増しや重複カウントの実態とは

なぜ合格実績に頼るべきではないのでしょうか。その背景には、塾業界に根深く存在する課題があります。

  • 実績の水増し問題
  • 学力が上位の子だけ結果を出せばいい

実績の水増し問題は「バレない」ため、行っている塾が多いように感じます。これは大手塾でも近年問題になっています。

また、合格数が多く出る理由に、複数の塾に通う生徒は珍しくありません。そのため、それぞれの塾が合格実績を合算すると、実際の合格者数を上回る「重複カウント」が発生します。

合格実績を出すのは、生徒の30%で十分であるため、残りの70%はいわゆる切り捨てられている生徒です。この切り捨てられている生徒を何度も見てきましたし、私自身も経験をしたことがあります。

合格実績は、生徒の頑張りの結果です。しかし、それを塾の宣伝材料として扱うことは、生徒一人ひとりの努力や背景を軽んじることにつながりかねません 。私たちは、生徒を「数字」や「商品」として扱いたくないのです 。

良い塾の選び方|合格実績に頼らず本当に成績を伸ばす塾とは?

それでは、合格実績以外に何を基準に塾を選べば良いのでしょうか。

最近は「寄り添ってくれる塾」を求める声が増えていますが、「寄り添う」ことと「学力を引き上げる」ことは必ずしも同じではありません 。多くの個別指導塾は、成績が落ちこぼれた生徒を救う「サポート塾」としての側面が強く、学力を飛躍的に伸ばす塾とは異なるという認識も必要です

そして、何よりも大切なのは

成績を伸ばすことができるシステムを持っていることです。

井ノ塾は子どもたちの状況を分析して、対策を取り、定着の確認をすることを大切にしています。

そのため、塾長イノが思う「個別指導塾を選ぶ際に特に注目してほしい」のは

塾長や教室長が、どれだけ現場で生徒の指導に携わっているかです。

毎年2,000人以上の受験生に行ったアンケートでも、塾長や教室長が生徒の過去問や定期テストの分析をしっかり行っているのは、わずか2〜3割しかいないという実態が見えてきました 。指導経験が乏しい人が保護者面談をしても、生徒一人ひとりの課題を深く理解していない上辺だけの面談になるでしょう。

管理というと、生徒の「成績」だけを追いかける塾もありますが、これは主に合格実績を作るためのものに過ぎません。

私が考える「管理」とは、生徒の苦手分野やつまずきの原因、指導がうまくいっていないポイント、テスト結果の背景にある問題などを丁寧に把握し、的確に対処することを指します。 こうした本質的な管理には、塾長や教室長の高い力量と関与が求められます。

しかし実際には、それほど深く踏み込まず、教室の運営面ばかりに力を注いでいる塾が多いのが現状です。

井ノ塾の教育方針|合格実績ではなく「人」を育てる塾の在り方

数字に表れない努力も評価する|井ノ塾が重視する「過程」の価値

合格実績は、生徒の頑張りの結果です。しかし、それを塾の宣伝材料として扱うことは、生徒一人ひとりの努力や背景を軽んじることにつながりかねません。私たちは、生徒を「数字」や「商品」として扱いたくないのです 。

駿台予備校が「愛情教育」を掲げ、生徒に寄り添うことを目指しているように、単なる結果よりも、生徒一人ひとりの成長の過程を大切にする姿勢こそが、これからの塾選びの新しい基準になりうると考えています 。

井ノ塾の理念|成績・やる気に関係なく全員を見捨てない塾の信念

井ノ塾では、成績ややる気の有無にかかわらず、通ってくれている生徒を諦めません 。それは、私自身が学生時代に、成績が悪くなったときに誰にも何もしてもらえなかった経験があるからです

私たちは、合格という結果だけをゴールとは考えていません。井ノ塾の教育の「答え合わせ」は、生徒が卒業してから数年後にあります

  • “納得感のある受験”: 偏差値の高い高校に合格したからすごい、というわけではありません。たとえ第一志望ではなかったとしても、生徒が全力で努力し、その結果に納得できたのであれば、それを尊重します 。
  • 「自立できる力」の育成: 私たちが目指すのは、生徒が将来、社会人や大学生になった時に、「井ノ塾で学んだ『自分で考えて動く』という姿勢が役に立っている」と感じてもらうことです 。
  • 「進んだ道で良かった」と言える頑張り:子どもたちが選んだ道ではなかったかもしれない、しかし、そういった道であってもこの道で良かったといえる道を歩んで欲しいと思っています。そういう教育をすべきだと考えています。

合格実績という数字の裏にある、生徒一人ひとりの努力や悩みにこそ、教育の本質があると考えています。井ノ塾は、実績を出すことよりも、“出会ってよかった塾”であること。その想いを、これからも大切にしていきます。

昭和区・瑞穂区の少人数学習塾|井ノ塾 川原通校・弥富通校のご案内

川原通校 | 昭和区

川原通校は、名古屋市昭和区の静かな住宅街に位置する校舎です。駒方中・川名中をはじめとした千種区、昭和区、瑞穂区の生徒を中心に通う、落ち着いた学習環境が特長です。

愛知県名古屋市昭和区川原通2丁目3

弥富通校 | 瑞穂区

弥富通校は、名古屋市瑞穂区の学力が高い学区に位置する校舎です。萩山中・汐路中をはじめとした地域の中学生が通い、少人数制指導にこだわった学習環境が特長です。

愛知県名古屋市瑞穂区彌富通3丁目9−1

付近の駅:瑞穂運動場東駅新瑞橋駅総合リハビリセンター駅

名古屋市瑞穂区の学習塾 井ノ塾 弥富通校の外観写真

通っている主な中学校:
萩山中汐路桜田中新郊中、本城中、瑞穂ヶ丘中、津賀田中の生徒を中心に通学しています。

通っている主な小学校:
桜小、春日野小、呼続小、弥富小、豊岡小、陽明小中根小瑞穂区、南区、天白区の生徒を中心に通学しています。

🖊この記事を書いた人

井ノ塾 塾長:いの

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🖊この記事を書いた人

愛知県名古屋市を拠点に、小学生・中学生・高校生を対象とした少人数制の自立型学習塾「井ノ塾」を運営。
指導歴20年以上・年間指導生徒数100名以上。
保護者からの信頼も厚く、口コミ紹介による入塾が多数で、入塾待ちが出ることもある人気塾です。
特に愛知県の公立高校入試に特化した個別指導と進路指導に定評があり、
定期テストから入試対策まで一貫した学習プランを提供しています。

  • 愛知県公立高校入試 合格率95%(過去3年平均)
  • 地元中学校5校で定期テスト対策を実施
  • 11年間で110人以上の学年1位・クラス1位を輩出
  • 愛知県最大級の「合格判定サイト」を運営
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