「うちの子どもは自分から動かない」「全然自分から勉強をしない」「言わないとやらない」
そういう言葉を保護者の方から聞きます。でも待って下さい。
本当にそれって子どもの性格だけの問題ですか?これについて今回話していきます。
井ノ塾は自立学習塾
まず、井ノ塾は自立学習塾です。どういったことか?
勉強とは、【成績を上げること】【受験で受かること】が目的だと多くの方は考えていると思います。もちろん井ノ塾もそう考えていますが、少し違います。
その前に、教育についても【教えて育てる】【教えれば育つ】と多くの方が考えていると思います。これは井ノ塾では、全く考えていません。
教えても育たないからです。
正確には違いますが、その説明もしていきます。
では、井ノ塾の教育とは?自立学習塾とは?
井ノ塾では【自分で学ぶことができるから、成績が上がる】と考えています。これが教育であって、勉強でもあると考えています。
そもそも勉強とは、知識を身につけることだけではなく、学ぶ力を育てる道具だとも考えています。知識を身につけるだけであれば管理教育をして、詰め込み教育が初期段階だと効率が良いかと思います。
しかし、ある程度のレベルから上は詰め込み教育では難しく、そして将来的に自ら考え動く子に育って欲しい想いがあるため、勉強を使いながらその力を育てていきたいと考えています。
なぜ我が子は自ら動かないの?
なぜ我が子が、自ら動かないのか?
この答えは1つではありません。多くの要因が混じり合っています。しかし、大きく分けて3つの要因だと考えています。
- 失敗を成功につなげる環境
- 自立するための能力
- 教育者との距離
失敗を成功につなげる環境
失敗を成功につなげる環境とは、どういったことかわかりますでしょうか?
多くの方は、失敗を悪いと考えていますが、それが子どもの成長を止めてしまう原因になります。
また、成功体験を子どもたちにしっかりと積ませていくことが大事ですが、成功体験の考え方を間違えている方も多くいます。
成長の流れ
井ノ塾では成長の流れは、こう考えています。
行動 → 失敗 → 分析 → 反省 → 対策 → 管理
行動をして失敗をしなくては、成長の流れが続いていきません。
しかし、失敗を悪く考えてしまうと、行動をして失敗をしなくなるのではなく、行動自体をしなくなります。失敗をしないためです。
なぜ失敗を悪だと考えるのか?
なぜ失敗が駄目だと考えるのか?これは私が思うことを書いていきます。
- 親が子どもの失敗をめんどくさいと考える
- 失敗をすると、子どもがかわいそう
これのどっちかがほとんどではないでしょうか?
上は親の目線が大人のままで、下は親の目線が親心でしょうか。
続きは明日にでも書き足していきます。