井ノ塾では、学力が高い子が合格するとは考えていません。対策を取った子が合格すると考えています。その対策法の1つに「攻めの受験」と「守りの受験」があります。ぜひ中学受験・高校受験に参考にして下さい。
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受験時の解き方は2通り
受験当日に問題を解く時に2通りの考え方があります。「攻めの受験」と「守りの受験」があります。
攻めの受験
「攻めの受験」は、点数を上げようとする問題の解き方です。学力的に高い子であれば、高得点を狙うことができます。学力的に低い子であれば、受験の合格ボーダーに達していない子は達する得点を狙っていきます。
ただ、攻めることにより、守りが手薄になり失点が増えることになる場合があります。学力的に高い生徒でも合格できる実力であったのに、結果として合格できなかった子の特徴がこれになります。また、学力的に低い子が攻めることをしてしまうと、失点が多くなり他の教科で取り返すことも難しくなる場合があります。
守りの受験
「守りの受験」は、今自分が取れる点数をしっかりと取ることです。学力的に高い子であれば、合格ボーダーを超えているため自分が取れる点数を取れば合格することができます。学力的に低い子であれば、受験の合格ボーダーに達していない場合は、その状態では合格することができません。
ただ、守ることにより、得点が伸びない場合があります。学力的に高い生徒は合格ボーダーを超えているため、合格するの可能性が上がるかと思います。学力的に低い子がこれをしてしまうと、合格ボーダーに達しない状態になってしまいます。
あなたはどのタイプ?
学力が高くて、過去問で点数が足りているタイプ
学力が高くて、過去問で点数が足りている子は、実力も対策もうまくいっている状態です。そのため、「守りの受験」でしっかりと自分が取れる点数をそのまま取りに行きましょう。
決して高得点を狙う解き方をしてしまい、ケアレスミスをして失点するなんてことはやめましょう。
本番では、解ける問題と解けない問題を判断して、解ける問題だけであなたは合格ができます。
学力が高いけど、過去問で点数が足りていないタイプ
学力が高いけど、過去問で点数が足りていない子は、実力はあっても対策がうまくいっていない状態です。その理由の多くは、志望校の傾向対策がうまくいっていない場合やケアレスミスで失点が多い場合があげられます。そのため、「守りの受験」でしっかりと自分が取れる点数を取る対策をしましょう。もし、その守りだけでは難しい場合だけ、「攻めの受験」に切り替えましょう。
「問題を解けばいい」意識が強い子は、どうしても時間配分などを意識しません。そういった子は、解ける問題と解けない問題を判断せずに、解ける問題を失点してしまいます。受験対策時に時間を計ることや問題のレベルを判断する練習を過去問などでしてください。
受験本番で点数が足りないからといって点数を取りに行く「攻めの受験」をしてしまうと悪循環になります。しっかりと自分が取れる点数を取ることが大事になるので「守りの受験」から始めましょう。そして、守ってから、「攻めの受験」に切り替えて、点数を少しでもあげましょう。
学力が低いけど、過去問で点数が足りているタイプ
学力が低いけど、過去問で点数が足りている子は、実力がないけども対策がうまくいっている状態です。しっかりと対策を取ることで、全体的な学力よりも細かい対策で点数を取ってきています。そのため、「守りの受験」でしっかりと自分が取れる点数を取る対策をしましょう。
本番では、解ける問題と解けない問題を判断して、解ける問題を確実に取ることをしてください。
学力が低くて、過去問で点数が足りていないタイプ
学力が低く、過去問で点数が足りていない子は、実力も対策もうまくいっていない状態です。
受験本番で点数が足りないからといって点数を取りに行く「攻めの受験」をしてしまうと悪循環になります。しっかりと自分が取れる点数を取ることが大事になるので「守りの受験」から始めましょう。そして、守ってから、「攻めの受験」に切り替えて、点数を少しでもあげましょう。
もし、それでも合格点に達することができないのであれば、他の教科で点数を取りに行くことをおすすめします。