井ノ塾の塾長が名古屋市立汐路中学校と名古屋市立汐路小学校に対してのインタビューを受けました。雑誌などのインタビューを受けるのは、実は数年ぶりだったので事前に話す内容を決めて挑んでいました。
▽知り合いのさくら個別指導学院の國立先生に受けたインタビュー▽
名古屋市立汐路中学校と名古屋市立汐路小学校とは?
井ノ塾生の汐路学区生の指導は、10年以上前に遡ります。昔に川原通校しか校舎がなかった時に、成績が伸び悩んでいる汐路中学校の生徒から連絡がありました。
「成績が伸びていないので、なんとか成績を上げて欲しい」と本人からかなり悩んでいる様子で相談を受けました。
汐路中学校は当時かなり問題が特殊で、対策を取ることは難しかったですが、そこは井ノ塾の対策力です。しっかりと次のテストで成績がグーーンと伸びました。
そしたら、その生徒が「ここの塾は成績が伸びるから、友達を連れてくる」と言って、次の週に数人の友達を連れてきてくれました。
井ノ塾はどんな魔法を使ったんですか?
その中のある生徒が、今でも交流のある生徒なんですが、入塾時は内申点も23ぐらいで、定期テストの点数が220点で井ノ塾に中3の夏休み直前に入塾してきました。正直お世辞にも成績が良い子でもないですし、伸びそうなタイプでもなく、定期テストの勉強をしたことがないと言っていたのを覚えています。
その生徒が、入塾をして、すぐ勉強を始めた、、、、わけではなく、サボりながらも塾に通い始めました。本当に最初はサボりながら来てて、ゲーセンに寄ってから来る子でした。
ただ、そんな子が急に勉強をし始めたことが保護者の方は驚きだったみたいで、保護者面談の時に「井ノ塾はどんな魔法を使ったんですか?」と言われたのは今でも覚えています。
魔法ではないですが、本人が勉強をしない理由と勉強をしたくない理由を分析してあげて、それを直しました。
勉強をしない理由は、勉強をしても伸びない状態だから
勉強をしない理由と勉強をしたくない理由は単純でした。定期テストの勉強をしたことがないタイプでしたので、知識漏れをかなり起こしていました。そんな状態で勉強をしたいと思わないですし、勉強をしてもすぐわからない問題に出くわすので、勉強をしても無駄だと考えますよね。
こういった状況は、結構起こります。特に高校生や勉強に躓いたまま放置された中学生に起こりやすいです。
結果は伸びた
本当に色々あったことを覚えています。定期テストの点数は3回しかありませんでしたが、220点から350点まで伸びました。また、中京高校の過去問を12月末に解いた時に、数学と英語が4割しか取れていなかったため、本人と話し合いをしました。
「どうすれば残り1ヶ月であと2割伸びるのか」を伝えて、正月以外毎日指導をしていました。
結果として合格できました。この合格できた方法は、過去問対策をかなり細かくして出題分野を絞って、出るものだけを対策取った結果です。いわゆる戦略の勝利です。
その後
中京高校に合格したあとは、井ノ塾を一旦やめて、ちょくちょく相談に来てくれていました。1年生の時にやはりある程度学力的に下がりつつも耐えていましたが、再度井ノ塾に入塾をして、成績を上げて、進学コースから特進コースに上がり、学年1位を取り続けてくれました。パンフレットに載ったのは、かなり優秀な証拠でしょうね。
数学の偏差値が80超えたり、数学ができるのは、井ノ塾生の特徴をそのまま体現してくれていると感じます。
夢を形に
この生徒と保護者の方とは、卒塾後にも交流があり、いろいろな思い出があります。
この生徒を通じて思ったことは、2点です。
夢を形にするためには、できないを知り、人から教わったことをまず実践して、慣れたら自分の形に持っていく流れが大事だと思います。人からずっと教わっている状態では、伸びてきません。
教育とは、今している教育が正しいかどうかは断言できません。答え合わせに時間がかかります。数年後に出てきた結果が、自分で考える子に育ってくれたことは私達の指導の自信になりました。
保護者の方も生徒本人も信じてくれて良かったなーと思うような、生徒との思い出でした。
全然関係ないですが、汐路学区や萩山学区の方はぜひ井ノ塾をよろしくお願い致します。