ご飯もよく誘って頂ける、色々な情報をブログで発信している有名なさくら個別指導学院の國立先生に紹介して頂きました。井ノ塾は、独特な指導形式や考えを持っていますが、慣れてしまって「他塾とどう違っているか」がわからなくなっていました。
そんな時に國立先生から「インタビューしたい」というお言葉を頂き、「これは井ノ塾がどういった塾なのか見つめ直すチャンスでは?」と思い今回実現した企画です。最近少しずつ見直しているブログはこちらです。
國立先生視点からのがわかりやすいので、ぜひチェックしてみてください。さすが本を出版されているだけあります。
- 【日数無制限】×【フリータイム】×【全教科指導】の演習型指導
- 【わからないを教える】ではなく、【自分で調べ考える勉強法を指導】
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井ノ塾はどういった事を考えているのか?
正直な話ですが、塾長なのに「井ノ塾ってどういう塾ですか??」と聞かれても明確に答えることができません。おそらくイメージを伝えることはできても、それが違うように捉えられてしまうような指導形式だからです。
「一人ひとりに合わせる」を徹底的に
しかし、國立先生のブログにかかれている
この言葉は井ノ塾の指導そのものだと思います。井ノ塾は、「塾に生徒が合わせる」ではなく「生徒に塾が合わせる」指導形式を取っています。
「わからないので教えてください」がなくなる
井ノ塾は異質だと思いますが、「わからないので教えてください」と言ってくる子が1日に1人いるかいないかです。
教育とは「子ども自身でできるように育てること」だと思っているので、通常の塾形式の教えるだけで終わりの教育はしません。これが徹底されているからこそ、井ノ塾の強みだと言えるのかなと思います。
例えば、復習スケジュール管理やPDCAサイクルの指導などは、通常の塾では難しいことを知りました。なぜ他塾にはできなくて、井ノ塾にできるかは「日数無制限・フリータイム制・全教科指導」が井ノ塾の指導形態だからだと思います。
理想は講師が教えなくても、自分で学べるように育ててあげることです。教え続けて伸びる子は学力が高い傾向の子ですが、成績が悪くなった時にその子が自分自身で動けません。また、勉強以外の時に「与えられたものは強いけど、与えられないものには弱い」状態になります。
カフェテリア指導:井ノ塾式の演習型マンツーマン指導
指導方法を言ってもわかりにくいので、漠然と井ノ塾について話をします。詳しく知りたい方は、ぜひこちらのブログの完成と来年に向けたHPの完成を待ってください。
カフェテリア指導ってどういった指導?
國立先生が「いやーそれは凄いですね」「それは他塾ではできないですね」と言って頂いて、初めて井ノ塾って他塾にはできないことをしていると自覚しました。インタビューでの内容を少し箇条書きで書いていきますが、それでも非常にわかりにくいと思います。
指導を押し付けるのではなく、本人の勉強から改善していく
通常の塾では指導形式に生徒が合わせていく形になります。これだと、その指導形式に合わない生徒は、切り捨てられるか先生が補習などでなんとかその指導形式に合うようにサポートするかしないといけません。
井ノ塾はあくまで、「自宅学習の延長」を塾で改善する指導形式なので、まずは本人の「できない状態」を塾ですることから始まります。少しずつ本人に付加価値をつけていきながら、勉強法や勉強の質を改善していきます。
最初からできる子はいないはずなのに、できるようになってから塾に行くと考える方もいます。ただ、勉強法なんてできる子は高3ぐらいなので安心して塾に通うべきです。
教育をするのは数年先の答えのため
よく井ノ塾の教育は長期教育だと言っています。短期的に結果を出し続ける形を取ったとしても、それは塾や親に依存をし続けている状態が多くあります。いつか自分で立ち上がらないといけない時に、立てなくなります。
長期教育を見ながら短期教育をすることは良いと思いますが、今日のためだけにすることは井ノ塾では悪い方向に行く場合があるため基本はしません。答えは数年後だと思っています。
卒業生の子が会いに来てくれる時に「井ノ塾に通ってた時はわからなかったけど、自分が何かをしなくてはいけない時に動く力が他の人よりもあった」と言ってくれたりします。これこそが井ノ塾が育てたい自立する教育です。
教育は成長をさせていくこと
教育って言葉を聞くと、教えることと思う人もいるかもしれません。私はそう思いません。そう考えている人を「指示者、監督」だと思っています。
教育とは、成長をさせることです。成長とは「自分ができなかったことができること、わからなかったことがわかること」です。つまり、教えただけの指導をしている塾は、指示するだけで終わっています。それを受け取れて力にできる子には教育になりますが、受け取れても力にできない子や受け取ることすらできない子は指示だけで終わっています。
定着まで見てあげるからこそ、教育となり成長を子どもたちがしていくと考えています。
指導方法~何も言わずに勉強する~
驚くかもしれませんが、井ノ塾生は講師の指示を待つ生徒が非常に少ないです。その理由は、「教える」を重視せずに、「自分で問題を解決するために調べる・考える」を重視しているためです。
疑問に思ってほしい点ことは
”教えられる”に慣れている生徒が自宅で勉強をして”教えてもらわずに”勉強できるのでしょうか?
自分がどこがわからないのかもわからない。自己分析もできない。その状況で、宿題が自分に合っているものが全て出るわけでもなく、何をすればいいかわからず、わからない問題が出たら家で勉強できなくなる。わからないとすぐ聞く、聞いたけどわかっていない。家に帰ったら解けなくなる。
この悪循環を断ち切る方法が、塾管理の指導形式であり、日数無制限・フリータイム制の指導方法になります。
まとめ
井ノ塾ってどんな塾か説明が難しいのは、生徒に合わせて対策を取っていることと、井ノ塾独自の指導内容が当たり前になりすぎて気づかなかったこともあります。
國立先生の方が本を出版される時には、僕らの塾のインタビューも公開されるようなので楽しみですね。
國立先生の本
國立先生は本を何冊か出版されています。