保護者・受験生向け
愛知全県模試の偏差値・合格可能性が下がったら?判定に振り回されない模試の使い方
志望校に合格した塾生がいます。
「愛知全県模試の偏差値が下がってしまった」
「志望校の合格可能性が30%しかなかった」
「前回より判定が悪くなったけど、志望校を変えた方がいい?」
愛知全県模試の結果が返ってくると、このような相談をかなり多く受けます。
特に中学3年生になると、偏差値が1〜2下がっただけで不安になったり、合格可能性が低く表示されたことで志望校を変更しようとしたりする方もいます。
しかし、井ノ塾では、愛知全県模試の偏差値や合格可能性だけを見て、志望校を判断する必要はないと考えています。
もちろん、愛知全県模試を受ける意味がないということではありません。大切なのは、模試の数字をどのように使うのかです。
- 愛知全県模試の偏差値は現在の学力を見る一つの目安
- 合格可能性だけで志望校を決めなくていい
- 受験が近づいたら過去問の点数と内容を重視する
- あと何点必要なのか、どこを伸ばせるのかを分析する
- 通い放題・時間自由・全教科対応の演習型指導
- 「自分で調べて考える」勉強法で公立入試・内申点対策
- 愛知県の高校受験情報サイトも運営
愛知全県模試は信用できないの?
最初に誤解がないように書いておきます。
愛知全県模試そのものを「信用できない」と言っているわけではありません。
模試を受けることで、現在の学力や得意・不得意、受験生の中でのおおよその位置などを確認することができます。そのため、受験勉強の途中経過を確認するための材料として使うことには意味があります。
ただ、井ノ塾では「偏差値」や「合格可能性○%」という数字を、そのまま高校入試の合否として信用しすぎる必要はないと考えています。
愛知全県模試の偏差値・合格判定を気にしすぎなくていい理由
① 模試と実際の高校入試は同じ問題ではない
当然ですが、愛知全県模試の問題と、実際に受験する高校の入試問題は同じではありません。
愛知県公立高校入試には、公立高校入試の問題傾向があります。一方で、私立高校は学校によって問題の難易度や出題傾向が大きく異なります。
- 愛知県公立高校入試
- 愛知高校
- 中京大学附属中京高校
- 名城大学附属高校
- 名古屋高校
公立高校と私立高校では問題そのものが違い、私立高校同士でも出題傾向や難易度は違います。そのため、一つの模試ですべての高校への合格可能性を同じように判断するのは難しいと考えています。
② 模試の偏差値が高くても、志望校の問題が解けるとは限らない
模試で偏差値が高かったからといって、すべての高校の入試問題で同じように点数を取れるとは限りません。
反対に、模試ではそれほど高い偏差値が出ていなくても、志望校の過去問ではしっかり点数を取れる生徒もいます。
「偏差値がいくつなのか」だけを見るのではなく、「実際に受験する高校の問題で何点取れるのか」を見ることが重要になります。
③ 「合格可能性30%」だけで志望校を諦めなくていい
模試の結果で特に気にされるのが、「合格可能性○%」という数字です。
例えば、合格可能性30%と表示されると、「自分が合格する確率は30%しかない」と考えてしまう方もいます。
しかし、井ノ塾ではこの数字だけで実際の高校入試の合否を判断することはしていません。
- 内申点
- 現在の知識量
- 得意・不得意
- 入試問題との相性
- 入試までの残り期間
- これからどのような勉強をするか
- 入試当日の得点
だからこそ、「30%だから志望校を諦める」「80%だから安心する」という判断はおすすめしていません。
愛知全県模試の判定が低くても合格した実例
実際に井ノ塾でも、愛知全県模試では低い合格可能性が表示されていたものの、実際には志望校に合格した生徒がいます。反対に、模試の偏差値が高ければ必ず合格できるわけでもありません。
いくつか実例を紹介します。
| 模試の偏差値 | 志望校 | 全県模試の合格可能性 | 実際の結果 |
|---|---|---|---|
| ― | 名古屋高校 | 38% | 合格 |
| 41 | 愛知高校 | 10% | 合格 |
| 44 | 中村高校 | 10% | 合格 |
| 58 | 菊里高校 | 39% | 合格 |
| 52 | 天白高校 | 33% | 合格 |
このように、愛知全県模試で合格可能性10%、30%台と表示されていても、実際には合格した生徒がいます。
名古屋高校や愛知高校でも判定だけでは分からない
例えば井ノ塾では、名古屋高校で合格可能性38%と表示されていた生徒が、実際の一般入試で合格しています。また、偏差値41で愛知高校に合格した生徒もいます。
こうした実例を見ると、模試の偏差値や合格可能性だけを見て「この高校は無理」と判断するのは早いことが分かります。
大切なのは「何%だったか」よりも、その中身
同じ合格可能性30%でも、生徒によって状況は大きく違います。
- 志望校の過去問では十分に点数が取れている
- 模試では苦手な単元が多く出題されていた
- 模試と実際の入試では問題傾向が違う
- 模試を受けた後に成績が伸びている
- 入試までに改善できる部分が多く残っている
そのため、井ノ塾では模試の合格可能性だけではなく、過去問の点数や失点の内容、今後伸ばせる部分まで含めて判断しています。
愛知全県模試で合格可能性が低く出た場合も、まずは数字だけを見て志望校を下げるのではなく、実際の入試問題でどこまで戦える状態なのかを確認することが重要です。
高校受験では模試より何を見ればいい?
では、愛知全県模試の偏差値や合格可能性だけを見ないのであれば、何を確認すればいいのでしょうか。井ノ塾では、受験が近づいてきたら特に次の内容を確認していきます。
① 志望校の過去問で何点取れるのか
最も重視しているのが、実際に受験する高校の過去問で何点取れるのかです。ただし、1年分の点数だけで判断するわけではありません。
- 複数年度で何点取れているのか
- 年度によって点数に大きなブレがないか
- どの科目で点数を取れているのか
- どの科目・分野で失点しているのか
- 今後どの分野を伸ばせば点数が上がるのか
過去問の選び方は高校受験の過去問の種類とおすすめ、進め方は過去問の使い方で詳しくまとめています。
② なぜ点数を落としているのか
同じ60点だったとしても、点数の中身によって今後の勉強方法は大きく変わります。
| 例 | 失点の内容 | 今後の対策 |
|---|---|---|
| Aさん | 難しい問題を中心に失点 | 基本・標準問題を確実に取る |
| Bさん | 計算ミスや知識不足で基本問題を失点 | 基本問題の精度を上げる |
同じ点数でも、今後伸ばせる可能性はまったく違います。そのため、点数だけではなく「どこで、なぜ失点しているのか」まで分析することが重要です。
③ 入試までにその弱点を直せるのか
過去問でできなかった問題があったとしても、すべてを同じように考える必要はありません。重要なのは、その弱点を入試までに改善できるのかです。
- 漢字
- 英単語
- 理科・社会の知識
- 計算
- 基本公式
現在の点数を見るだけではなく、残り期間でどれだけ点数を伸ばせるのかを考える必要があります。
④ 内申点と当日点を合わせて考える
愛知県公立高校入試では、模試の偏差値だけで合否が決まるわけではありません。志望校を考えるときには、次のような点を合わせて考える必要があります。
- 現在の内申点
- 過去問の点数
- 当日点でどれくらい必要なのか
- その高校の選抜方法
愛知全県模試で偏差値が下がったときに確認すること
模試の偏差値が下がったからといって、すぐに「学力が下がった」と判断する必要はありません。偏差値だけを見るのではなく、次の順番で確認してみてください。
- 前回と今回の実際の点数を見る
- どの科目が下がったのかを見る
- どの単元を間違えたのかを見る
- ミスなのか知識不足なのかを見る
- 志望校の過去問では何点取れるのかを見る
特に受験が近づいてきたら、「偏差値が1上がった・2下がった」ことよりも、「志望校に合格するために、あと何点必要なのか」を考えた方が、今後やるべき勉強が分かりやすくなります。
模試は「合否を決めるもの」ではなく「弱点を見つけるもの」
井ノ塾では、模試を「合格・不合格を決めてもらうためのもの」とは考えていません。模試を受ける大きな意味の一つは、現在の自分の状態を確認することです。
| 模試で分かったこと | 次にすること |
|---|---|
| 理科の電気が弱い | 電気分野を復習する |
| 歴史は取れるが地理が弱い | 地理を重点的に復習する |
| 数学で計算ミスが多い | 計算方法・見直し方法を改善する |
| 英単語で失点している | 英単語の定着を優先する |
このように、模試の結果を次の勉強につなげることが重要です。
模試の判定だけで志望校を下げなくてもいい
「合格可能性が20%だったので、志望校を下げた方がいいですか?」という相談もよくあります。しかし、模試の判定だけで志望校を変更するのは早いと考えています。
- 現在の内申点
- 志望校の過去問の点数
- 現在の知識量
- 苦手分野
- 入試までの残り期間
- 今後伸ばせる点数
- 志望校の入試問題の傾向
これらを見たうえで、このまま狙えるのか、現状ではかなり厳しいのか、あと何点必要なのか、その点数をどこから取るのかを考えていきます。
ネットの「内申○・偏差値○なら受かる」にも注意
受験生や保護者の方が不安になる原因の一つに、インターネット上にある大量の受験情報があります。
- 「○○高校は内申35必要」
- 「当日点8割ないと厳しい」
- 「今年は倍率が高いから危険」
- 「偏差値○以下なら厳しい」
こうした情報をたくさん調べているうちに、何を信用したらいいのか分からなくなる方もいます。だからこそ、まずは自分が受験する高校を知ることが重要です。
実際の入試問題を解き、入試制度を確認し、そのうえで自分の現在地を考えます。受験する相手を知らずに、偏差値だけを見ても十分な受験対策にはなりません。
自分の現在地を確認するときは、井ノ塾の合格判定サイトも参考にしてください。
愛知全県模試のおすすめの使い方
| おすすめの使い方 | 気をつけたい使い方 |
|---|---|
| 現在の学力を確認する | 偏差値だけで志望校を決める |
| 苦手分野を見つける | 合格可能性だけで諦める |
| 前回からの変化を見る | 1回の結果だけで一喜一憂する |
| 今後の勉強内容を決める | 判定が良いから安心する |
| 過去問と合わせて分析する | 模試だけで合否を判断する |
まとめ|愛知全県模試の偏差値・合格判定に振り回されなくていい
愛知全県模試は、現在の学力や苦手分野を確認するための一つの判断材料として使うことができます。ただし、偏差値や合格可能性だけを見て、一喜一憂する必要はありません。
特に受験が近づいてきたら、次の内容を確認していきましょう。
- 過去問で何点取れているのか
- どこで点数を落としているのか
- あと何点必要なのか
- その点数をどこから取るのか
- 入試までに改善できるのか
「合格可能性が何%だったのか」ではなく、なぜ今その点数なのか。そして、入試までに何をすればいいのか。
模試は未来の合否を決めるものではありません。今の自分を知り、これから何をするのかを決めるための材料として使うのがいいと思います。
模試の結果を見てどうしても不安な中学3年生は、10月から始まる短期入塾もご利用ください。また、YouTube「名古屋の塾長チャンネル」ではほぼ毎晩生配信をしているので、模試の結果や志望校選びについて気軽に質問してください。
昭和区・瑞穂区の少人数学習塾|井ノ塾 川原通校・弥富通校のご案内
井ノ塾は、塾長が23歳で立ち上げた2009年11月の創業以来、15年以上にわたり愛知県公立高校入試を専門に分析し続けてきました。 その圧倒的なデータ量を求め、現在は瑞穂区・昭和区のみならず、豊橋市、愛西市、岡崎市、豊田市、一宮市といった遠方からも多くの受験生が集まっています。
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愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区で公立高校合格を目指すなら、井ノ塾にご相談ください。定員制・自立学習型で、個別にボーダーラインを分析し、必要な内申点・当日点対策を行います。
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🖊この記事を書いた人
愛知県名古屋市を拠点に、小学生・中学生・高校生を対象とした少人数制の自立型学習塾「井ノ塾」を運営。
指導歴20年以上・年間指導生徒数100名以上。
保護者からの信頼も厚く、口コミ紹介による入塾が多数で、入塾待ちが出る人気塾です。
特に愛知県の公立高校入試に特化した個別指導と進路指導に定評があり、
定期テストから入試対策まで一貫した学習プランを提供しています。
- 転塾生の97%が平均70点以上を上げた
- 地元中学校5校で定期テスト対策を実施
- 11年間で110人以上の学年1位・クラス1位を輩出
- 愛知県最大級の「合格判定サイト」を運営



