【井ノ塾が解説】2024年度(令和6年度)愛知県公立高等学校入試が難化確定しました。昨年度の合格判定サイトのすごく怪しいデータと比較して説明します。【倍率・合格ボーダー・内申点】

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今年の速報の解説はこちら

合格できるか判定をしよう『当日判定』【井ノ塾の合格判定サイト】

名古屋の学習塾の井ノ塾(昭和区・瑞穂区)
目次

答え合わせ・自己採点・合格判定

井ノ塾の合格判定サイトの当日判定で、答え合わせと自己採点ができます。自己採点は非常に計算が複雑なため、自動で計算できるので、ぜひご利用頂けたらと思います。

『当日判定』で自己採点をして、合格可能か見てみよう【井ノ塾の合格判定サイト】

【判定説明】
A判定・・・合格を意識していい。昨年から大幅な合格点変動がなければ大丈夫。
B判定・・・ほぼ安心をしてもいい。昨年の合格ボーダーは超えている。
C判定・・・昨年は8割以上が合格した。昨年の合格ボーダーギリギリのため、難易度に左右される可能性がある。
D判定・・・昨年の合格ボーダーの前後です。しかし、受験難易度が上がっていれば合格できる可能性はある。合格可能性は50%ぐらいです。
E判定・・・昨年の合格ボーダーを下回っている。昨年は問題が簡単だったため、E判定でも可能性はある。また、内申点が28以下の学校は、点数変動がよく起こるため合格の可能性もまだあるぞ!!
F判定・・・昨年の合格ボーダーよりも、かなり下回っている。問題の難易度によっては、まだわからない。合否結果までしっかりと待とう。

また、採点した点数を使って、合格判定を行います。昨年の合格判定を利用した1万5000人のデータから、合格できる可能性を示します。しかし、昨年は問題が簡単だったため、今年用に調整したものを、3月3、4日に公開予定です。

昨年の合格ボーダーはこちら

今年の予想合格ボーダー(受験前)はこちら

今年の予想合格ボーダー(受験後)はこちら

3月3日21時から生配信で公開予定!!

今年の予想合格ボーダー(受験後) 3月3日21時公開予定

こちらの記事で公開予定です。ぜひ見て頂けたらと思います。

今年は難化確定しました

今年は愛知県公立高校入試は、難化したことが確定しました。感覚的には、難化したと感じたのは国語です。その他の教科は、少し難化、少し易化のようにあまり特別変わった感じはしませんでした。ただ、『問題の出し方、選択肢の難易度など』が受験生にとっては難しく感じたり、簡単に感じるのかなと考えました。

結果としては、その部分に差が出たように感じるデータになりました。講師が思っているよりも、子どもたちは点数として出てくるなと毎年思います。

それでは、難化を決定づける条件をお話していきたいと思います。

1.合格判定サイトのデータから

井ノ塾では合格判定サイトを3年前から運営しています。そのため、昨年から問題が難化したかどうかは利用者の平均点から導き出すことができます。

昨年平均点今年平均点
国語16.113.1
数学17.114.4
社会15.415.2
理科14.914.1
英語14.417.0

国語が3点下がったため、難化しました。
数学が2.7点下がったため、難化しました。
社会が0.2点の変動は例年通りです。
理科が0.8点の変動は少し難化か例年通りです。
英語は2.6点上がったため、易化しました。

これらを全体的に考えると、-4.1点分難化したと言えます。

これは、3月3日21時から公表するデータからも、2点分は下がる学校が多い傾向でしたので、正しいかと思います。

2.愛知県の全体の平均点データから

愛知県のHPには、昨年の平均点が掲載されています。

愛知県のHP

このデータと井ノ塾の合格判定サイトのデータの大きな違いは、データの偏りです。

愛知県HPのデータは、受験者全員分です。しかし、井ノ塾の合格判定サイトでは、受験者のうち内申点28以上の生徒が多く利用している傾向があります。そのため、平均点は上がる傾向になるはずです。

ただ、比較をしてみると、面白い結果になりました。

1.『愛知県HPの昨年の平均点』と『井ノ塾の合格判定サイトの今年の平均点』

愛知県HPの昨年の平均点井ノ塾の合格判定サイトの今年の平均点点数差
国語14.813.1-1.7
数学15.214.4-0.8
社会11.515.2+3.7
理科12.314.1+1.8
英語12.717.0+4.3

点数が上がるはずの平均点のデータが、国語と数学は合格判定サイトのが低くなっています。そのため、国語と数学は難化したことは確定です。

2・『井ノ塾の合格判定サイトの昨年の平均点』と『愛知県HPの昨年の平均点』

また、昨年の合格判定サイトのデータと愛知県HPの平均点を比べて見ましょう。

井ノ塾の合格判定サイトの昨年の平均点愛知県HPの昨年の平均点点数差
国語16.114.8+1.3
数学17.115.2+1.9
社会15.411.5+3.9
理科14.912.3+2.6
英語14.412.7+1.7

このように出ているデータから見ると、『井ノ塾の合格判定サイトでは、受験者のうち内申点28以上の生徒が多く利用している傾向があります。そのため、平均点は上がる傾向になるはずです。』は、正しいことが説明できます。

また、傾向として、国語や数学や英語などの教科は平均点があまり上がらない傾向がありますが、理科や社会は変化が大きい傾向があります。これは、理科や社会などの表やグラフを読み取る問題は力が必要とされ、知識を使いこなせない生徒や知識すら持っていない生徒の差が出てくるためだと思います。

受験者の回答

これは2月22日の生配信でアンケートを取った結果です。

2月22日の生配信

同時接続者数1008人、チャットメッセージ7,528、最大約7,000人が閲覧した生配信です。

この生配信でアンケートを受験生に行いました。

国語

難化(86%)
例年通り(11%)
易化(2%)

数学

難化(56%)
例年通り(37%)
易化(5%)

社会

例年通り(43%)
易化(32%)
難化(23%)

理科

難化(56%)
例年通り(27%)
易化(16%)

英語

易化(61%)
例年通り(30%)
難化(8%)

結論

結論としては、ほぼ平均点と同じ結果になりました。理科だけが少し難化と感じる子が多かったようですが、思っているよりも点数が取れなかった可能性があります。

難化したことが確定

こういったデータを見ていくと、やはり難化した事実は確定したと言えるでしょう。

難化したからといって、合格ボーダーが下がるとは言い切れず、合格発表日までは諦めない事が大事です。一つの参考程度に、井ノ塾の合格判定サイトのデータをブログやYouTubeで公開していきます。是非参考にしてください。

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