高校受験で合格を勝ち取る、中学生におすすめ問題集を紹介していきたいと思います。
問題集や参考書の選び方で困っている保護者の方や中学生は、ぜひ購入をしてみてください。
- 【日数無制限】×【フリータイム】×【全教科指導】の演習型指導
- 【わからないを教える】ではなく、【自分で調べ考える勉強法を指導】
- Youtube twitter Instagram tiktok
- 愛知県最大の高校受験情報サイト運用
対策別:おすすめ問題集とおすすめ参考書
定期テスト対策
学校の定期テスト対策をするときの補助教材、またはメイン教材としても使用できます。
特に学校ワークや学校教材がない場合は、ぜひオススメです。
▽【問題集紹介】公立中学の定期テスト対策に最適問題集を紹介します!!
高校受験対策
予習復習対策
夏休み
夏休みに入る前にするべき教材や塾に通いながらでもしてほしい教材を紹介しています。
参考書
学校の宿題から高校受験まで使える参考書をオススメしています。
▽【おすすめ参考書】中学生のおすすめ参考書を井ノ塾が紹介します!!【おすすめ問題集】
高校受験問題集の選び方
問題集の選び方を間違えると、「学力が上がらない」「時間が無駄になる」ことが多く起こります。例えるならば、お薬と一緒で、病気に対して適切な量や種類が大事です。
選び方の注意点
そのため、最初に注意点から話をするので理解してください。時々あるのが、怪しいネット教材を買ったり、メルカリなどのオークションで名前が売れている塾教材を買ったりする方がいますが、私はオススメしません。万能薬なんてないです。市販教材が悪いとか塾教材が良いとかではなく、適切な時期に適切なレベルの教材を演習していけば伸びます。合わなければ毒でしかないです。
教材を買ったは良いが、難しすぎたり簡単すぎたりして演習をしないこと多くありませんか。
スケジュール通りうまくいかなくて、途中で挫折したことありませんか?
大事なのは、時期とレベルですからね。
時期とレベルを間違うな
演習をする時期が早ければいいわけではありません。よくあるのは、中1から受験対策をしようと思って受験教材を買ったはいいが、レベルが合ってなくてできないことが多くあります。これは塾に通塾している子でも起こります。
また井ノ塾生でも昔に通塾された平均点以下の子どもに受験教材を中1で演習させていた保護者の方がいらっしゃいました。保護者の方が頭が良かったため、引き伸ばしたい思いだったのだと思います。しかし、レベルがかけ離れた教材を無理に押し付けて演習させても成績は伸びません。少しずつ成績をあげるために学校教材を中心にする塾との方向性の違いで退塾になりました。
早く受験対策をすることは間違いではありません。しかし、復習をする時期や難しい問題を解く時期などは、その子によっても違ってきます。中3の夏に受験教材をする子もいれば、総復習をする子もいます。何をすべきかは適切な判断が必要になります。
教材は同じでも勉強法で伸びる要素が変わる
時々いるのが、「調べながら解く」「教えてもらいながら解く」これらはタブーです。詳しくは勉強法ブログを書きますので、そちらをご覧ください。かんたんに説明します。
さてここで問題です。
なぜかと言うとそれぞれの勉強法には、伸ばす部分が違うからです。
「教えてもらったり調べながら解く」 | 解いた気持ちだけで終わる。復習が必須になり、復習をすると「解答を見て理解する」と同じパターンになる。 |
「解答を見て理解する」 | パターンとして理解をして、知識を育てる |
「自力で問題をなんとか解く」 | 知識がある前提で、考える力と試行錯誤する力を育てる。 |
どちらを取るべきかは厳密には、時期や能力や知識によってあります。これらを高校生でも難しいのに中学生で判断しながら解くのは無理だと思ってください。だから、勉強法をしっかり考えながら解くって大事だなと思います。
紹介する用語説明
今回は定期テスト対策に絞った紹介になります。そのため、応用と言っても定期テストレベルの応用であって、受験対策レベルの応用ではありません。
用途 | 内容 |
---|---|
復習 | 受験レベルを勉強する前に、準備運動です。これで基礎を固めることもできます。 |
基礎 | 受験レベルの基礎勉強です。学校レベルの対策とは少し違いますが、学校レベルの教材で基礎を作る場合もあります。偏差値が50に満たない子は、こちらを使ってください |
標準 | 受験レベルの標準です。偏差値50~58ぐらいの子に適した教材です。 |
応用 | 受験レベルの難しい問題です。標準ができた子は、解いてもいい教材です。偏差値58~65ぐらいの子に適した教材です。 |
ハイレベル | 受験レベルのハイレベル問題です。余程の私立高校以外は解く必要がありません。 |
受験基礎を固めよう
受験をスタートする時に何をしていいかわからない子が多いです。そのときには、受験基礎固めの総復習を演習しましょう。総復習には、弱点を探す目的や軽く対策を取る方法があります。
しかし、総復習教材だけでは量が足りない場合がありますので、総復習教材を2冊以上購入するか、しっかり「弱点対策」が取れる教材を購入することをおすすめします。
総復習
これらの教材のうち、2冊は同じ教科をしましょう。基礎固めにはもってこいの教材です。
特に購入してほしい教科は、理科・英語・社会です。数学も苦手な子はオススメです。
国語問題集
国語は、現代文と古典と漢文で大きく分けられますが、ここでは現代文を中心に話していきます。現代部の勉強は2種類の「解き方の勉強」か「問題慣れの勉強」のどちらかになります。
「解き方の勉強」
解き方の勉強とは、現代文の読解問題をどう解いていくのかを勉強していきます。随筆文や論説文など色々な形式の文章はありますが、それらを安定して解くための方法が必要になります。
ただし、これらの教材は難しいです。偏差値55ぐらいの子が解く教材だと思いますので、もし、偏差値が低い子には、中学受験教材をオススメします。
あまり国語に勉強時間をかけたくない・かけれない子は、国語は伸びにくい教科のため、伸びやすい教科に時間をまわることをおすすめします。塾に行こうが、学校に行こうが、国語の勉強法をしっかり指導しないと伸びません。演習したり読んでいれば解けるようになるわけではないです。
誤解される方が多いですが、読解力がないのであれば国語の勉強をしても能力を育てないと点数が伸びて来ません。
そのため、解き方を勉強することは、読解力を育てることとは違いますので、読解力を育てるには違う教材を使用するほうがいいかもしれません。
「問題慣れの勉強」
勉強量を増やすことで、問題慣れや解き方の確立などを目標にします。
受験生は量を増やすために
中1や中2におすすめ
分野対策をする
分野に絞って対策を取りたい場合はこちらがオススメです。
英語問題集
英語の問題集は文法問題集と長文問題集の2つに分かれます。文法をしっかり固めてから長文をすることを勧められる場合が多いですが、そういう勉強をすると長文読解の問題量が少なくなり、受験に間に合わないこともあります。
文法問題集(受験準備~中1.2向き~)
基礎を固めるか、標準レベルで演習をしていくかにもよります。ただ、文法だと思っていたら語彙力だったりする場合があるため、文法問題集はそこまでオススメしません。
基礎~標準
こちらの参考書は、学年ごとに細かく書いてあり、受験の基礎を固める復習も対策が取れる教材です。どの教材でも良いとオススメできます。ただ、やはり基礎になるため、なるべく夏が終わるまでには終わらせておくと良いと思います。
知識漏れを起こしている生徒にとっては、復習教材としても使えるように問題集と参考書が入っている素晴らしい教材です。
量が増やしたい~基礎~標準~
量を増やしながらも、難しくない問題、頻出問題を押さえるためには、総復習教材をおすすめします。
応用
文法問題集(受験対策~中3~)
文法が苦手な子
文法が苦手な子やできていない子は、先程[基礎~標準]で紹介した参考書を購入した方が良いと思います。参考書は、少しずつ基礎を固めながらも、分からなくなったら調べることが出来るので万能です。
それなりにできる子
先程おすすめした総復習教材を利用してください。どこの分野が苦手かわかりやすいです。
本格的な受験対策~応用~
急に難しくなりますが、受験教材は語彙力のレベルアップも必要です。文法だけではなく熟語や解き方も含まれているため、こういった教材で勉強することをおすすめします。
演習量が増やしたい
受験教材なので、受験問題で勉強量を増やしましょう。
長文問題集(受験対策)
長文問題集を演習してもすぐ伸びないため、早めの時期から演習をおすすめします。
中1,2や中3の早い時期
中学に入ってすぐに演習をすることはできません。そのため、単語帳と一緒に勉強をすることをおすすめします。
受験対策の大定番
受験対策の大定番で、受験本番まで使える教材です。
数学問題集
数学の問題集は、学校のレベルや傾向と違うため、受験に合った問題集の購入をしなくてはいけません。
基礎~標準
総復習教材で基礎漏れがないか確認をしてください。その後に他の教材で埋めるか、何冊か購入をして分野をしっかりと埋めてください。どこの分野が苦手かわかりやすい問題集だと思います。
応用~全範囲~
受験対策の決定版はやはり全国入試問題正解だと思います。しかし、この教材は生半可に手を出して良い教材ではないため、他の教材を使用した方が良いと思います。
応用~分野別~
分野別は、分野だけをまとめた問題集と、頻出問題などをしっかりと押さえた問題集があります。頻出問題をしっかりと押さえたい場合は、塾技63や「解き方」が身につく問題集 をおすすめします。
また、全国高校入試問題正解 数学を購入する方は、1年前の全国高校入試問題正解 分野別過去問を購入することをオススメします。ネットでしか売っていませんが、同じ年のだと問題が重複するのでオススメです。
理科問題集
理科の問題集は基礎から応用までしっかりと対策ができます。
基礎~標準
総復習教材で基礎漏れがないか確認をしてください。その後に他の教材で埋めるか、何冊か購入をして分野をしっかりと埋めてください。何冊か演習をするだけでもかなり力になります。夏の終わりぐらいまではこの教材だけでも十分です。
標準~応用
レベル別で分かれていて、対策を取ることができます。難関問題は解かなくても良いので、基礎と標準のレベルだけ演習するようにしましょう。学年別で分かれているため、全学年購入する価値はあります。
応用~全範囲~
理科の分野毎にある程度解けるようになったら、受験レベルの問題集で演習をしましょう。全国高校入試問題正解 理科は必ず購入をしましょう。どのレベルの生徒でも、最後はこのレベルまでいけると良いですね。
応用~分野別~
分野別過去問は、分野だけをまとめた問題集と、頻出問題などをしっかりと押さえた問題集があります。頻出問題をしっかりと押さえたい場合は、理科 塾技80や「解き方」が身につく問題集 理科をおすすめします。
また、全国高校入試問題正解 理科を購入する方は、1年前の全国高校入試問題正解 分野別過去問を購入することをオススメします。ネットでしか売っていませんが、同じ年のだと問題が重複するのでオススメです。
社会問題集
社会は非常に細かい分野などは、違う教材で対策を取った方がいいですが、教材が増えれば増えるほど時間もかかり、悪循環になります。それらを踏まえて、調べる教材と演習用教材で分けて説明します。
調べる教材
まず必ず参考書を買いましょう。参考書がないのに社会の勉強はできないと思ってください。
参考書
地理対策の決定版
地理には非常に細かすぎる情報もありますし、覚えなくても良い情報もあります。しかし、この教材に載っている一部分の知識は非常にまとまっており、わかりやすいです。国の特徴や地理を少しでも覚えたい方は地理がオススメです。
問題集
問題集で勉強をしながら参考書で調べていく勉強法が理想です。ただノートまとめは絶対してはいけません。
基礎~標準
総復習教材で基礎漏れがないか確認をしてください。その後に、何冊か購入をして分野をしっかりと埋めてください。何冊か演習をするだけでもかなり力になります。夏の終わりぐらいまではこの教材だけでも十分です。わからないところは参考書で調べながら覚えてください。
標準応用~全範囲~
総復習教材で用語や用語の意味を覚えたら、背景知識なども覚えていく必要があります。参考書などを読んでいく勉強は苦痛になるため、問題集を演習しながら覚えていきましょう。全国高校入試問題正解 理科は必ず購入をしましょう。どのレベルの生徒でも、最後はこのレベルまでいけると良いですね。
応用~分野別~
分野別過去問は、分野だけをまとめた問題集と、頻出問題などをしっかりと押さえた問題集があります。頻出問題をしっかりと押さえたい場合は「解き方」が身につく問題集 社会をおすすめします。
また、全国高校入試問題正解 社会を購入する方は、1年前の全国高校入試問題正解 分野別過去問を購入することをオススメします。ネットでしか売っていませんが、同じ年のだと問題が重複するのでオススメです。