本記事は、名古屋市昭和区・瑞穂区で高校受験専門の指導を行う「井ノ塾」の講師が、これまでの生徒指導や公式HPや受験生データを集計している愛知県最大級の井ノ塾の合格判定サイトをもとにまとめた名城大学附属高等学校（通称：名城高校）（私立・共学校）の魅力や特徴、向いている生徒像を紹介するものです。2026年度入試に向けた学科・コース編成・偏差値・内申点・倍率・進学実績など、志望校選びに役立つ最新情報も掲載しています。「どんな学校？」「どんなコースがある？」「自分に合うコースは？」といった疑問を解消し、保護者様や中学生が安心して進路選択できる内容を目指しています。この情報は公式情報ではないため、必ず学校のHPやパンフレット、募集要項などをご確認ください。
名城大学附属高等学校（通称：名城高校）は、名古屋市中村区新富町に所在する私立の共学校で、中高大一貫教育を実施しています。生徒数は愛知県内で最も多く、難関大学合格実績も豊富です。SSH（スーパーサイエンスハイスクール）・SGH（スーパーグローバルハイスクール）・WWL（ワールドワイドラーニング）指定校となっており、探究型授業やグローバルプログラムが充実しています。部活動も盛んで、「ダンス部」「体操競技部」「柔道部」「スキー部」「ウエイトリフティング部」「吹奏楽部」「放送部」など、他校にはない特色あるクラブが多数活動しています。
上記のように、名城高校は学びの幅が広く、部活動や探究活動など多方面で充実した環境を提供しているため、「総合的に学びながら進路選択したい」「大学受験に強い環境で学びたい」「探究型授業や国際プログラムに参加したい」といった生徒におすすめできる学校です。
名城高校は、高校・大学の一貫体制を敷いています。系列校としては、名城大学があり、生徒は大学進学を見据えたキャリア教育を早期から受けることができます。名城高校の生徒は、系列の名城大学との連携を通じて、特別推薦枠や大学講座への参加など、進学選択の幅を広げることができます。
主な関連校は以下の通りです。
詳しくは各校の公式サイトをご確認ください。
所在地：〒453-0031 名古屋市中村区新富町1丁目3番16号
名城高校では、生徒一人ひとりが日々の学習を探求するような授業のしくみや、制服や行事、授業の環境づくりにも力を入れています。
制服は、ZUCCAのデザイナー・AKIRA ONOZUKA氏が監修したデザイン。茶系の落ち着いたカラーにより「知的でステータスを感じさせる」スタイルとなっています。スカート・ブレザーともに個性的でありながら上品さを兼ね備えており、毎日の登下校でも生徒の気品を保つことができます。
▶ 制服デザイン詳細（公式サイト）
名城高校では、日頃の授業から探究を意識する機会が多いのが特徴です。SSH指定校として、理数分野の探究活動に重点を置き、SGH指定校・WWL指定校として国際問題や社会課題へのアプローチを実践的に学びます。基礎学力を土台としながら、自ら課題を設定し解決策を探るプロジェクト学習が充実しているため、生徒一人ひとりが主体的に学びを深める環境が整っています。
名城高校では、運動部・文化部ともに特色あるクラブが多く活動しています。特にダンス部・体操競技部・柔道部・スキー部・ウエイトリフティング部・吹奏楽部・放送部などが全国レベルで活躍し、他校にはない私立高校ならではの豊富な選択肢を提供。生徒は部活動を通じて協調性やリーダーシップを養いながら、勉強との両立を図ることができます。▶ 部活動一覧（公式サイト）
名城高校には、大学進学を志す普通科と、探究的・専門的な学びを実現する総合学科が設置されています。普通科はさらに4つのクラス、総合学科は4つの系列が用意されており、生徒の志望や興味に応じた選択が可能です。ここでは各クラス・系列の特徴をわかりやすく紹介します。
スーパーサイエンスクラスは、SSH指定校として理数分野の探究活動を重視した少人数制クラスです。日頃から実験やフィールドワークを通じて科学的思考力を養い、難関大学進学を目指す生徒に最適な環境を提供します。
▶ 名城高校 普通科 スーパーサイエンスクラス（公式サイト）
特進クラスは、難関大学を目指す生徒向けの少人数制クラスです。部活動と勉強を両立させながら、効率的に学ぶ環境が整っており、日々の学習サポートも充実しています。
▶ 名城高校 普通科 特進クラス（公式サイト）
進学クラスは、理系・文系に分かれて学習を進めるクラスです。基礎学力を重視しつつ、SSHやSGHプログラムにも挑戦できるため、幅広い進路選択が可能です。
▶ 名城高校 普通科 進学クラス（公式サイト）
国際クラスは、SGH・WWL指定校として国際問題や英語コミュニケーションを重視する少人数制クラスです。多文化理解を通じて、グローバルリーダーを育てる教育プログラムが充実しています。
▶ 名城高校 普通科 国際クラス（公式サイト）
社会探究系列は、1年次に自己の進路を発見して基礎学力を高め、2～3年次には探究実践Ⅰ・Ⅱを通じて多彩な社会課題の解決力や発信力を磨くカリキュラムです。留学生交流会、外部コンテストへの出品など、異文化理解と客観的評価の機会を重視しています。
▶ 名城高校 総合学科 社会探究系列（公式サイト）
地域交流系列では、1年次に基礎を固めた後、2・3年次で保育園や介護施設での実習や地域住民との交流を通じて実践力を養います。生徒自身が企画する地域連携プロジェクトにも取り組み、卒業後は福祉・教育・地域振興などさまざまな分野へ進みます。
▶ 名城高校 総合学科 地域交流系列（公式サイト）
ビジネス系列では、1年次に自己の進路を発見して基礎学力を高め、2・3年次には企業インターン型の企業実践や社会人講師の講演を通じて経済・社会の仕組みを学びます。企業実践ではビジネスコンテストへの応募を目指して企画立案に取り組み、商品企画では1・2年次をかけてアイデア出しから業者へのプレゼンまで経験します。また、簿記を学ぶことで財務諸表の読み解きや検定合格を目指し、ビジネス社会で必要なスキルを身につけます。
▶ 名城高校 総合学科 ビジネス系列（公式サイト）
数理系列では、まず1年次で将来の目標を考えながら、学校の基本をしっかり身につけます。2・3年次になると、実験やものづくりを使った授業で、理科や工学の楽しさを体験します。LEGOを使ったプログラミング実習では、自分で考えたアイデアをLEGOに反映させて動かします。また、CAD（コンピュータを使って図を描くソフト）で物のかたちを学び、空間の見方を身につけます。さらに、エネルギープログラムでは、原子力や火力、水力などの発電の仕組みや、再生可能エネルギーについて学び、地球や環境の未来について考えます。
▶ 名城高校 総合学科 数理系列（公式サイト）
名城高校の多彩なコース編成から選ぶ際は、まず「将来どんな進路を目指すか」を基準に考えることが大切です。
2年次進級時にはコースによってはコース変更も可能なため、1年次に学びながら自分の適性を見極めることで、よりフィットした学びの場を選択できます。
名城高校は、多彩なコース編成と充実した教育環境で、生徒の進路希望に応じた学びを提供します。以下のような生徒に特におすすめです。
「スーパーサイエンスクラス（SSC）」では、SSH指定校として理数分野の探究活動が充実。実験や研究を通じて科学的思考力を深め、難関理系大学を目指せます。
「特進クラス」は少人数制で難関国公立・私立大学進学をサポート。効率的なカリキュラムで部活動と学習を両立しながら、実績あるサポートが受けられます。
「国際クラス」はSGH・WWL指定校として英語力と国際問題解決力を強化。海外研修やディスカッションを通じ、多文化理解を深めたい人に最適です。
名城高校では、名城大学への推薦枠や連携プログラムが充実。大学進学ガイダンスや模擬講義を通じて、名城大学進学を具体的にサポートします。
総合学科では、「社会探究系列」「地域交流系列」「ビジネス系列」「数理系列」があり、社会問題・地域課題・ビジネススキル・工学技術など、幅広い実践学習を通じて将来の進路を見据えた力を育てます。
名城高校の学校説明会や体験入学の日程および内容は、以下の公式入試情報ページからご確認ください。最新情報は随時更新されますので、志望校選びの参考にしてください。▶ 名城高校 入試情報（公式サイト）
井ノ塾がまとめた愛知県の高校体験入学や学校説明会のスケジュール一覧になります。申込み方法もあるので、ぜひご活用ください。
⭕️【2026年度最新版】愛知県 高校体験入学・学校見学一覧｜日程・申込方法まとめ⭕️▷公立高校の高校体験入学・学校見学一覧▷私立高校の高校体験入学・学校見学一覧Youtubeで高校体験入学・学校見学の内容を見る
名城高校は、普通科・総合学科を問わず多数の生徒が難関大学へ進学しています。以下は一例ですが、公式に公表されている主な合格先をまとめました。
名城高校では、以下の大学への合格実績が特に多く見られます。
愛知教育大学 名古屋工業大学 名古屋大学 信州大学 岐阜大学 他
＜県内＞ 名城大学 南山大学 中京大学 愛知学院大学 愛知大学 他
＜県外＞ 立命館大学 近畿大学 同志社大学 関西学院大学 関西大学 他
名城高校では、私立高校であるため複数の大学・短期大学・専門学校などと指定校推薦の協定を結んでいると予想できます。指定校推薦は、学校生活を通じて真面目に学習に取り組み、一定の成績を収めることで、推薦枠を活用した進学が可能です。詳細な推薦枠や基準については、年度ごとに学校内で案内されます。
名城高校の2026年度入試に関する情報をまとめました。偏差値や内申点、当日点の目安、推薦基準、昨年度の倍率などを詳しく解説しています。受験を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
高校の偏差値・内申点・当日点の目安は毎年変動があるため、あくまで参考の一つとしてご覧ください。なお、これらの情報は公式発表ではなく、井ノ塾が運営する合格判定サイトで独自に集計・分析したデータに基づいていますので、その点にもご留意ください。
一般入試、推薦入試、特色入試など複数の選考方法があります。最新の日程や詳細情報は必ず公式入試情報ページをご確認ください。
▶【2026年度版】愛知県 私立高校 一般入試・推薦入試・特色入試のスケジュールまとめ｜出願日・試験日・合格発表一覧
名城高校の偏差値（2026年度想定）は以下のとおりです。・普通科 進学クラス 60.8・普通科 特進クラス 64.4・総合学科 各系列 57.0賢明校とされるため、偏差値は高水準ですが、偏差値だけでなく内申点や当日点など総合的に判断しましょう。
▶愛知県公立高校の最新の偏差値はこちら▶愛知県私立高校の偏差値はこちら
合格者の内申点（評定）は、おおむね34 ～43程度です。内申点は学校によって若干異なるため、早めに対策を取りましょう。井ノ塾の合格判定サイトで集計したデータでは、人気学校のため内申点があってもかなり合格が難しい学校になってきています。
▶内申点・当日点のボーダーは、こちら▶内申点（評定）の取り方や上げ方が知りたい方は、こちらから
名城高校の入試倍率（2025年度）は、以下のとおりです。公表データより引用しています。
毎年人気が高く、特に普通科は倍率が10倍超となる年もあります。志望校判定サイトなどを活用し、早めに学力・内申点対策を行いましょう。
▶愛知県公立高校の倍率はこちら▶愛知県私立高校の倍率はこちら
中学校での学習態度や成績が良好であれば、内申点ボーダーラインに記載した内申点あたりで推薦を受けられる可能性があります。推薦基準は年度や中学校によって若干異なるため、事前に確認が必要です。
どの高校に行っても進度はほとんど変わりはありません。
「ついていけない」のではなく「ついていく努力」が大事です。
ただし、学力が高い高校は、教材レベルは高い点だけが注意です。
内申点や偏差値が足りていても、受験本番で高得点を取らなくてはいけません。しかし、愛知県公立高校入試は、難しい問題がたくさん出るわけではありません。
大事なのは、『頭の良い子になる勉強ではなく、点を落とさない勉強法』だと思います。
受験を知ることが大事なので、井ノ塾のYoutube『名古屋の塾講師チャンネル』やtwitterやInstagramをぜひフォローして下さい。
特に井ノ塾が運営する合格判定サイトは愛知県最大のため、内申点や当日点の把握にぜひご活用下さい。
井ノ塾が運営する合格判定サイトのデータでは、上位校であっても塾に通っていない生徒は20％程度います。
私の意見としては、塾は『教材選び・受験戦略』などをしてくれます。それが自分に合うように、自分自身で対策を取ります。しかし、通っていない子は、自分で模索しながら対策する必要があります。そのため、受験情報を正しく集め、利用できるかが大事になります。
どれも意見や予想の範囲の情報が多いため、信じるのではなく参考にしてください。同じ受験生のSNSは自分をよく見せる傾向が強いですし、古い情報は参考にならないことが多いです。また、井ノ塾の情報も客観的に書いていても、主観的になっているものもあります。
学校によっては、3割程度しか合格しない私立高校があります。また、公立高校は落ちる前提で受けた方が良いぐらい上位校になればなるほど合格率は低いです。
川原通校 | 昭和区
川原通校は、名古屋市昭和区の静かな住宅街に位置する校舎です。駒方中・川名中をはじめとした千種区、昭和区、瑞穂区の生徒を中心に通う、落ち着いた学習環境が特長です。
愛知県名古屋市昭和区川原通2丁目3
付近の駅：川名駅、覚王山駅、八事駅、八事日赤駅、本山駅、いりなか駅
通っている主な中学校：駒方中、川名中、桜山中、城山中、若水中、北山中、桜山中の生徒を中心に通学しています。
通っている主な小学校：広路小、川原小、伊勝小、滝川小、八事小、松栄小、春岡小、田代小、吹上小の生徒を中心に通学しています。
弥富通校 | 瑞穂区
弥富通校は、名古屋市瑞穂区の学力が高い学区に位置する校舎です。萩山中・汐路中をはじめとした地域の中学生が通い、少人数制指導にこだわった学習環境が特長です。
愛知県名古屋市瑞穂区彌富通3丁目9−1
付近の駅：瑞穂運動場東駅、新瑞橋駅、総合リハビリセンター駅
通っている主な中学校：萩山中、汐路中、桜田中、新郊中、本城中、瑞穂ヶ丘中、津賀田中の生徒を中心に通学しています。
通っている主な小学校：桜小、春日野小、呼続小、弥富小、豊岡小、陽明小、中根小。瑞穂区、南区、天白区の生徒を中心に通学しています。
井ノ塾 塾長：いの
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名古屋市を拠点に、小学生・中学生・高校生を対象とした少人数制の自立型学習塾「井ノ塾」を運営。指導歴20年以上・年間指導生徒数100名以上。保護者からの信頼も厚く、口コミ紹介による入塾が多数で、入塾待ちが出ることもある人気塾です。特に愛知県の公立高校入試に特化した個別指導と進路指導に定評があり、定期テストから入試対策まで一貫した学習プランを提供しています。
