第1志望・第2志望の決め方まで解説
愛知県の公立高校入試では、条件を満たせばAグループ・Bグループから最大2校まで志願できます。
ただし、好きな高校を自由に2校選べるわけではありません。普通科では学区・群・A/Bグループのルールがあるため、「行きたい高校が2校あるのに実は組み合わせられなかった」ということもあります。
このページでは、受験できる2校の組み合わせを確認する方法と、第1志望・第2志望をどう決めればよいのかを順番に解説します。
A・Bグループ制度そのものを詳しく知りたい方は、先に仕組みのページをご覧ください。
A・Bグループと2校受験の仕組みを見る- 通い放題・時間自由・全教科対応の演習型指導
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1. 組み合わせを決める3ステップ
志望校の組み合わせは、最初から学校名だけで考えるのではなく、次の順番で確認すると分かりやすくなります。
STEP1|学区を確認する
まず、お住まいの地域が尾張学区か三河学区かを確認します。
普通科は原則として、自分が住んでいる学区の高校を受検します。
ただし、一部の市町には調整区域があり、例外的に他学区の一部高校へ志願できる場合があります。
学区や調整区域については、別ページで地域ごとに詳しくまとめています。
愛知県の学区・調整区域を見るSTEP2|群を確認する【尾張学区】
尾張学区の普通科は、さらに1群・2群に分かれています。
2校受験するときは、基本的に同じ群のAグループとBグループを組み合わせます。
Aグループ
Bグループ
Aグループ
Bグループ
つまり尾張学区では、1群なら1群の中、2群なら2群の中でA・Bグループを組み合わせるのが基本です。
一方、三河学区には1群・2群という区分はありません。
群共通校は1群・2群のどちらとも組み合わせられる
尾張学区には群共通校があります。
群共通校は、1群・2群のどちらの高校とも組み合わせることができます。ただし、出願するときに1群・2群のどちらとして志願するかを指定します。
STEP3|A・Bグループから1校ずつ選ぶ
学区・群を確認したら、その中からAグループ1校+Bグループ1校を選びます。
1校
1校
専門学科や総合学科については、普通科とは学区・群の扱いが異なります。普通科と組み合わせる場合は、普通科側の学区条件も確認しておきましょう。
2. A・Bグループから候補校を探す
学区・群のルールを確認したら、次は実際にAグループからどの高校を選ぶか、Bグループからどの高校を選ぶかを考えていきます。
愛知県公立高校の一覧ページでは、学校を探しやすいように、普通科と普通科以外に分けて、Aグループ・Bグループを横並びで比較できる表を掲載しています。
表には内申点の目安と学校名を掲載しているため、「自分の内申点ならAグループではどこが候補になるか」「Bグループではどこを組み合わせられそうか」を見つけやすくなっています。
普通科は学区・群ごとに見る
普通科は、尾張学区と三河学区で見方が異なります。特に尾張学区では1群・2群があるため、A・Bグループだけでなく群も確認する必要があります。
普通科以外は学科系統ごとに見る
工業・商業・農業・家庭・福祉・総合学科など、普通科以外の高校は、学科系統ごとにAグループ・Bグループを比較できるようにしています。
「工業系で探したい」「商業系から選びたい」といった場合でも、A・Bそれぞれの候補校をすぐに見つけられます。
A・Bグループ別の公立高校一覧を見る3. 第1志望・第2志望はどう決める?
受験できる2校が決まったら、次に考えるのがどちらを第1志望にするかです。
Aグループだから第1志望、Bグループだから第2志望という決まりはありません。基本的には、より行きたい高校を第1志望にします。
鉄則|第2志望も「本当に通える高校」を選ぶ
2校志願で注意したいのが、「第2志望は受かっても行きたくない高校だった」というケースです。
第1志望に届かなかった場合、第2志望へ進学することも考えて学校を選ぶ必要があります。
偏差値や内申点だけではなく、次のような点も確認してください。
- 通学時間
- 校風・校則
- 部活動
- 大学進学・就職など卒業後の進路
- 学校説明会で感じた雰囲気
2校とも「合格したら通える」と思える学校を選ぶことが基本です。
学力検査は第1志望校で1回だけ
愛知県公立高校の一般選抜では、2校に志願していても学力検査を2回受けるわけではありません。
第1志望校で1回受検し、その得点を第1志望・第2志望の両方の判定に使用します。
合否判定
合否判定
当日点の配点や試験の仕組みについては、別ページで詳しく説明しています。
公立高校入試の当日点を見る2校のⅠ〜Ⅴ型も確認しておく
一般選抜では、高校・学科ごとにⅠ〜Ⅴ型が設定されており、内申点と当日点の比重が異なります。
そのため、第1志望と第2志望で採用されている型が異なる場合、同じ内申点・同じ当日点でも評価のされ方が変わります。
「内申点が強いのか」「当日点で取りにいくタイプなのか」も含めて、2校の組み合わせを考えてみましょう。
倍率だけで組み合わせを変えない
出願後には、定められた期間内で志願変更ができます。
倍率を見て変更を検討することもできますが、「今倍率が低いから安全」「倍率が高いから危険」と倍率だけで判断しないことも大切です。
志願変更後に倍率が動くこともありますし、自分の内申点・当日点との関係もあります。
愛知県公立高校の倍率一覧を見る4. よくある質問
Q. 1校だけの志願でもいいですか?
はい。1校のみの志願も可能です。
ただし、条件を満たす第2志望校があり、合格した場合に通う意思もあるのであれば、2校志願も選択肢になります。
Q. AとBのどちらを第1志望にすべきですか?
A・Bという記号だけで第1志望・第2志望が決まるわけではありません。
基本的には、自分がより進学したい高校を第1志望にします。
Q. 専門学科と普通科を組み合わせられますか?
組み合わせられる場合があります。専門学科・総合学科と普通科では学区・群の扱いが異なるため、普通科側の志願条件を含めて確認してください。
Q. 推薦選抜を受ける場合も2校出願できますか?
推薦選抜・特色選抜は、一般選抜の2校志願とは仕組みが異なります。
推薦・特色・一般選抜の流れについては、公立高校入試の仕組みページで詳しく解説しています。
愛知県公立高校入試の流れを見る志望校の組み合わせで大切なこと
愛知県公立高校の2校受験では、単純に「偏差値が高い高校+低い高校」を組み合わせればいいわけではありません。
- そもそも2校を組み合わせられるか
- 第1志望・第2志望のどちらにも通う意思があるか
- 自分の内申点・当日点でどの程度狙えるか
- 2校のⅠ〜Ⅴ型がどうなっているか
- 通学・校風・進路など学校そのものが自分に合っているか
この5つを確認してから、第1志望・第2志望を決めていきましょう。
組み合わせで迷った場合は
学区・群・A/Bグループ・Ⅰ〜Ⅴ型・内申点・当日点まで考えると、志望校の組み合わせは複雑になります。
「この2校は一緒に受験できるのか」「第2志望をどこにすればいいのか」など、志望校選びで迷った場合はご相談ください。
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🖊この記事を書いた人
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