2023年5月24日にあった桜花高校の塾向け学校説明会に参加してきました。
実は昨年に桜花高校の入試説明の方に、「来年行きたいので、学校説明会あったら教えて下さい」と伝えていました。
それぐらい熱が出る理由は、、、説明していきたいと思います。
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桜花高校とは?
桜花高校は、名古屋市昭和区にある女子校です。
名古屋には、高校受験で入れる女子校が名古屋女子、椙山女学園高校、そして桜花高校になります。
英語に力を入れて、文武両道な桜花高校です。豊明市に桜花学園大学があります。
パンフレットがネットでも閲覧できますので、ぜひ見て頂けるといいかと思います。
アクセス
〒466-0013
愛知県名古屋市昭和区緑町1丁目7
部活動
運動部が9つ、文化部が23つ、同好会が3つあるそうです。
全国大会に出ている数がかなり多いので、充実した学校生活が送れるかと思います。
学校生活 ~変わる、桜花。~
アクティブサタデープログラム
自主性を育てようということで、土曜日に他校とは違う何かをしたかったそうです。
そこで、コースの特徴を出したプログラムを実施して、探究型の学習をしていくそうです。
日本伝統を学ぶ
日本文化に学ぶ着付けの授業などもそうです。これは、ちょうど見学の時に見ることができました。
海外の方と働く、海外で働く、そういった時に日本の良さを出せる子に育っていく印象でした。
語学研修
マルタ共和国、カナダへの約2週間の語学研修をしています。
桜花高校というと英語に力を入れていて、英検取得なども積極的です。何も目標をなしに高校生活をするのではなく、全体で目標にしていくことは凄く高評価です。
探究学習と校外連携
私立高校では積極的に探究学習を進めています。
桜花高校も積極的に進めており、マウンテンコーヒー㈱と連携したりもしたそうです。
デザインも桜花高校の学生たちがアンケート集計などで決めたそうです。
他社や他の組織と連携していく形は、私立学校ごとの特徴が出てきます。
ICT教育
Googleクラスルームを導入して、学生と学校をつなげるのがICT教育になりつつあります。
子どもたちに任せすぎる教育ではなく、学校もある程度教育管理が必要になります。
こういったもので宿題出しすぎ問題などが少しでも無くなってくれたらいいんですが、、、
コース
特進コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。僕らの塾の卒塾生も何人もいきました。
実は井ノ塾生は、桜花高校の特進コースで総合学年1位が出ています。
説明会では「公立高校がダメだった、、、でも、国公立大学を目指したい。」そういった意識が高い生徒たちが多く、応援していきたいと仰っていました。
国際キャリアコース
海外大学への推薦制度(UPAA)やマレーシアの大学への推薦制度などがあり、大学推薦の充実化が進んでいるそうです。
海外を視野に入れた教育もしているので、将来海外の人と働きたい方はおすすめコースですね。
今年の進学では、国際キャリアコースは南山の英米合格も出たそうです。イギリスの国立大学ニューカッスルの推薦ももらえているそうです。
文Ⅰコース
週4日7時間まで授業があり、受験を意識した対策コースです。
文武両道で、特進コースよりは部活が頑張れるコースのため、勉強ばっかりはちょっと、、、という方にはおすすめです。
文Ⅱコース
2年生、3年生で授業時間は増えずに、課外活動や習い事を優先したい子たちが行けるコースです。
バスケット部の子たちが多くいらっしゃるそうです。
保育コース
大学に行って保育の資格を取る必要はあるのですが、高校から小さい子どもに接していくことで将来の方向性や目的意識を養うことが出来るコースだと感じました。
桜花大学との高大連携で、さらに将来の方向性が現実でわかりやすいと思いました。
入試・受験・偏差値・内申点
受験に関しては、今後公開されていくようです。井ノ塾のブログだけではなく、必ず募集要項などで確認をしてください。
特色入試
特色入試は2種類あるそうです。
A 特進・国際キャリアコース学力奨学生選抜
いわゆるスカラシップ制度で、入学金や授業料が免除です。
特進コースと国際キャリアコースで募集です。
B さくら選抜
こちら昨年もあったさくら選抜です。
こちらの国際キャリアコースには奨学生制度はついていません。
試験内容はまた10月以降にはっきりするそうですが、自己PRをしっかりすることが大事です。
特に特色入試は昨年度初めて開始しましたが、保育希望者が多かったそうです。
推薦入試
全コースで募集です。
合格割合
進学(60%)
国際(50%)
特進(30%)
これらの割合が推薦合格できる人数です。
正直、かなり推薦で受かっちゃうので、滑り止めになるのかな。。。と不安になる部分もありますね。
一般入試
マークシートに昨年変更したそうですが、あまり影響はなさそうですね。
合格割合
進学(40%)
国際(50%)
特進(70%)
やはり、学力が高い特進は推薦ではなく、一般入試の学力で取っていく形です。
特別専願入試
学校を不登校だった、不登校気味だった生徒の入試です。
内申は見ないそうで、中学校であまり楽しい学校生活が送れなかった生徒でも、桜花高校で通学を頑張っている子も多くいるそうです。
偏差値
偏差値45~54で、平均すると偏差値50前後になるかと思います。
内申点
内申点28以上の子が受けている印象です。ただ、説明会でも説明されたのですが、内申点は28~32前後の子が受けている印象でした。
令和6年度入試
推薦受験日:1月16日(火)
一般受験日:1月23日(火)
桜花高校の気になるところ
最後に、説明会でも校長先生や入試担当の水谷さんが少し言われていた懸念される部分の話ですね。
女子校の学校生活が見えない
受験時の悩みとして、中学校は共学であるため、女子校の学校生活が見えない子が多くいるそうです。
女子校や男子校という学校が敬遠される理由は、やはり共学じゃないからだと思います。
もちろん共学には共学の良さがありますが、男子校や女子校にはそれぞれの文化や教育が独特で、その良さがあります。
宿題量や授業時間が気になる。
これは僕が気になっている部分でした。
私立高校の良さは、面倒見の良さです。それらは、私立高校の学校説明会で感じます。
ただ、それらの影響で、公立高校に比べると宿題量や授業時間の長さが増加している傾向です。
また夏休みの補習や補講なども含めて、適切な量かどうかが気になります。
凄く見る学校だからこそ、こういった部分に自由度を少しずつ入れ始めていると校長先生は言われていました。